東京都、京都、沖縄で4月12日から「まん延防止等重点措置」が発出された。
期限は東京都は5月11日までで、指定されたのは東京23区、多摩地区では武蔵野市、調布市、府中市、町田市、立川市、八王子の6市である。
私の以前の住居であった小金井市は除外されている。
(感染者が増え続けているので、今日の夕方には「緊急事態宣言」が発出されるそうだ)


止れ!  新型コロナウィルス!


ところでこの「まん延防止等重点措置」であるが、当初は政府もマスコミも縮めて「まん防」と言っていた。これにクレームを付けたのが、宮城県気仙沼市である。

気仙沼市にオープンした「道の駅」のトレードマークが魚のマンボウなので、テレビで「まんぼう」と言われたらマイナスイメージなるというのである。
それより、こんな重要なことを「まん防」と分科会会長の尾身氏も言っていた。


中央区役所の「5つの場面に気をつけよう」


一方で江戸時代の木版画にはマンボウと見られる絵に「疫病除け」の文字が書き込まれているという話もある。それによると、マンボウはアマビエのように「疫病退散」の願いを叶える生物とも言われている。

そして和歌山市立博物館はしたたかに、「まん防」が始まるいまこそマンボウの展示をしようとなった。気仙沼と和歌山ではだいぶ感性が違うようだ。


最近の受付嬢は機械が増えた。


「まん延防止」が4月12日に東京23区に発出されて、私の楽しみがまた1つ失われた。それは浜離宮恩賜庭園の開園が延びてしまったことだ。

1年で1番良い桜の季節に閉鎖され、緊急事態宣言が終了したら開園されると思ったら、それもしなかった。「まん延防止期間」は5月11日までなので、緑色の花びらが珍しい御衣黄も見られない。


浅草で購入した50枚入りマスク(上は290円、下は100円)


テレビに登場する専門家と称する人達は、本当に専門家なのか?と疑問に感じている。
慶応大学医学部教授の宮田裕章氏は3月28日のTVニュースに出演して、「東京は4月22日には2343人の感染者が出る」とグラフを示して予想していた。

ところが実際には4月22日の感染者数は「861人」だった。
こんなに大きく外してしまえば、「コロナ怖いの煽り」と言われても仕方ないだろう。


TVニュースで予想した宮田教授。(私は外れると思ったので、写真に撮っておいた)


感染症の専門家と称する人達、日本医師会、東京医師会などの人達は「いまは第4次感染」、「医療崩壊」など他人事のように言ってばかりいないで、具体的に「医師の総力を挙げて医療を守る」、「その為に我々はXXをする」と具体的に言って欲しい。

神奈川県の湘南鎌倉総合病院は年間に1万4000台の救急車を受け入れ、コロナ患者も絶対に断わらない。
医師たる者、少しは見習ったらどうだ!


富岡八幡宮の「疫病退散」の大きな絵馬


新型コロナウィルスで感染死した犠牲者の、平均年齢は78歳だそうだ。
そうなると感染予防には、65歳以上の高齢者の自粛を徹底することに尽きると思う。

「若者が高齢者に感染させる」と言う専門家がいるが、最近は若者と高齢者は同じ家には住んでいない。
コロナ騒動が始まって1年以上も経つのだから、専門家もそろそろ科学的な感染ルートと解決策を示して欲しい。


「CoCo Desk」(地下鉄駅に設置された有料個人用事務室)


(おまけの話)
平年の季節性インフルはピーク時には毎週200万人以上が感染し、毎年3000~1万人が死亡するが人々はあまり気にしていない。
非常事態宣言も出ないし、飲食店に営業時間の短縮も求めない。
なぜ新型コロナウィルスに関しては、こうなってしまったのか?

しかも欧米に比べて、1桁も2桁も感染者も死亡者も少ないのにである。
イギリスで自粛緩和をした条件と同じなのに、日本では緊急事態宣言を求めている。 なにか変だ。


ネモフィラが見頃になりました(日比谷公園・4月19日)


私は報道を非常に疑問に感じているので、コロナ以外の死亡原因を調べてみた。
すると「餅を喉に詰まらせて死ぬ」、「風呂場で死ぬ」、「転んで死ぬ」などの人数はコロナで死ぬ人と大差ないが、「餅を禁止」、「入浴禁止」、「階段禁止」などの話は聞いたことがない。

もっと多いのは自殺である。色々な説があるが失業率が1%上がると、自殺者は年間で2000~5000人も増える。コロナ騒動で、相当の人数が自殺している。


ミツバチがせわしなく、花から花へ(日比谷公園)


私が親しくしていて、私より先に逝ってしまった人の死因を思い出してみた。
病気で亡くなった人は多くいるが、これは誰でも経験していると思う。
ところが私の場合は自殺が(4人)、みんな経済的な理由だった。

風呂場の事故(2人)、交通事故(2人)、新型コロナウィルス(1人)、殺人(1人)で自分でも驚く。
私もそう遠くない内に死ぬが、出来たら母のように「ポックリ」逝きたいものだ。


ネモフィラ畑の隣のチューリップ畑は、花が終りでした(日比谷公園)




伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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