心の伊達市民 第一号

ゴールデンウィーク初日(29日)の天気予報は「午後から雨」だった。
それならと雨の降る前に戻ろうと思い、少し早めに家を出た。最初に晴海埠頭に行った。
その理由は「海技教育機構」の帆船「青雲丸」が、晴海埠頭に着岸しているという情報を得たからである。


晴海埠頭の客船ターミナルは解体予定で、いまは中に入れない。コンクリート塀と林に遮られて、僅かに青雲丸のマストだけが見えた。全体像を見たかったが、それは叶わなかった。家に帰ってからHPで調べたら、青雲丸は汽船で帆船ではなかった。





反対側の埠頭に見えたのは水産庁の調査船か?


晴海埠頭から都バスに乗って、築地停留所で降りた。
2~3日前にバスから見た築地川銀座公園の竜舌蘭の6本の木の内の1本が傾いていて、倒れそうに見えたので心配になって確認したのである。


素人の私にはハッキリは分からないが傾いているので、家に戻ってから区役所の公園係に問い合わせのメールを出した。その回答が来て『傾きが見られる2本に付いては、支柱を設置する予定です』とのことで安心した。





1本の竜舌蘭の木がかなり傾いている(築地川銀座公園)


次に数寄屋橋にある三菱電機のイベント会場の「METoA GINZA」に行った。
ここでは3ヵ月に1度くらいの割合で、イベントが入れ替わる。
いまは「そだてるタウン」という企画で、三菱電機が開発中の「テレプレゼンスロボットでバーチャル空間の遠隔操作を楽しむ」という、なんだか良く分からないものだった。
会場に入ると係の若い女性が私にタブレットを渡して、やり方の説明をしてくれた。





外国人カップルを案内するロボットの私。


目の前の巨大な画面に出ているロボットが自分だそうで、それにニックネームを付ける。
そしてメニューの中から、「外国人のガイドをする」を選んだ。
タブレットを右・左・前に傾けると、ロボットの私が外国人の方に向かって行く。
そこで画面の現れた文字で会話をして、「おみくじを引きたい」という2人を神社に案内する。


その場面を私は大きなスクリーンの映像写真を撮りながら行うので、上手く出来ない内に終ってしまった。
最後には「感想をお願いします」と出たので、『面白かった』とコメントしておいた。





神社まで案内して「おみくじ」を引く2人。


「METoA GINZA」を出たら、雨が降っていた。
これは良い機会だと考えて、「TOKYU PLAZA」の屋上に行くことにした。
この屋上からだと下に数寄屋橋交差点が見える。歩行者用はスクランブル交差点になっている。
雨が降っているので、「交差点を渡る傘の群れ」の写真を撮れば面白いと考えた。


エスカレーターで1階づつ上に上がって行く。途中の階はファッションの店ばかりだ。
9階に「Duty Free」のフロアがあったが、全くお客がいない。外国人観光客が入国しないからだ。





「TOKYU PLAZA」の屋上から見下ろす交差点の光景。


屋上は周りだけに屋根があり、私の撮影ポイントにも屋根があるので助かった。
しかしそこにはカメラを持った2人の男がいて、場所を占有されてしまっていた。
しばらく待ったが彼らは動こうとしないので、下の階に降りて本を読みながら待つことにした。


いつまで待っても2人は降りて来ない。仕方ないので様子を見に行ったら、少し離れたベンチに座っていた。すかさず私は撮影ポイントを確保して、そこから写真を撮ることにした。





晴海通りを行く車と大きな都バス。


数寄屋橋交差点は晴海通りと西銀座通りが交差している場所である。
上から見ていると、西銀座通りの信号が「赤」になると晴海通りが「青」になる。
そして晴海通りが「赤」になると、歩行者信号が「青」になり、人々が一斉に渡り出す。


幾何学模様の道路のペンキの上を色々な色の傘が動いて行く。なんだかとても面白い。
これを何回も見ていた。少し寒くなって来たので、そこで引き上げた。
そしてランチを食べてから、「幸伸ギャラリー」にボトルフラワーを見に行ったのである。





私の期待に反して地味な色の傘を差した人が多かった。


(おまけの話)
コピーライターの糸井重里が毎日、投稿している「ほぼ日刊イトイ新聞」のある日の記事に「ボトルフラワー」を見に行った話が出ていた。「ボトルフラワー」とは初めて聞く言葉だ。


説明によると、「生花をシリカゲルで強制的に乾燥させ、それをガラス容器に閉じ込める。するとかなりの長期にわたり花の色が変色しないで楽しめる」とあった。糸井重里が見に行ったのは、銀座の「幸伸ギャラリー」だったので、私も見に行ってみた。





「銀座幸伸ギャラリー」の入口。


ギャラリーは小さな部屋で、ボトルフラワー作家の高杉郁子さんが中にいた。
彼女は私に声をかけて来たので、私がここへ来た理由を話したのである。
『糸井重里さんの「ほぼ日刊イトイ新聞」に、記事が載っていたので見に来た』と言ったら驚いていた。


彼女は糸井重里さんが来場したのを知らず、『多分、2日前に接客中に来たあの人だったんだ。分かっていれば挨拶をしたかった。しかも記事で取り上げてくれたとは、とても嬉しい!』と大喜びだった。





展示会のタイトルは「恋物語」


私は彼女の喜びように驚いて、『たぶん、2日か3日前の記事を見れば出ている』と教えてあげた。
そして家に帰ってから「ほぼ日刊イトイ新聞」のサイトを開いて調べたら、そこには次のように書かれていた。


『この「今日のダーリン」は創刊以来、バックナンバーを残したり、アーカイブを設けたりしていません。基本的には、「毎日、更新されて、毎日、消えていくコンテンツ」というふうにとらえていただければ、と思います』とあった。
残念ながら、彼女はもう記事を読むことが出来ない。ぬか歓びをさせてしまい、申し訳ない。





ガラス器に花が閉じ込められている。


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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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