心の伊達市民 第一号
【ブログの(いいね)】
このブログも毎日の更新が段々と難しくなって来た。ネタが無いからである。
いつの頃からかは覚えていないが、ブログのシステム改善に伴い、閲覧数のカウンターが無くなった。だからどのくらいの人達が見てくれているのかが、私には分からなくなってしまった。
昨年の6月に最初からの投稿数が「2684」で、閲覧数総合計が約134万ヒットであったのは、手帳に書いてあった。カウンターが無くなった代りに最近になり、私も気が付き登場したのが記事の下にある「いいね」である。
「いいね」を押してもらえれば、続ける気力も沸いてくるのだが・・・・。
【ブログのコメント】
私のブログに毎日のようにコメントを書いてくれるのは、shinjiさんである。
多くのコメントを期待しているのだが、他の方はなかなか書いてくれない。
そんな中で「dyさん」が書いてくれたコメントが哲学的で良かったので、少し長いが下に載せた。これはブログの下に公開されているので、ここに載せても問題は無いと思う。
『年をとると回顧することが多くなる現象は自分も身を持ってよく感じるようになりました。肉体的にはともかく、自分自身は昔と何も変わっていないように感じる中で、記憶だけある過去の世界の存在が不思議に感じる今日この頃です。ただ、やはりモノではなく、人との関わりこそがこれまでの人生を色々な意味で豊かにしてくれたことは、確実だと思います』
【竜舌蘭】
昨年は何回かにわたり築地銀座公園に植えられた「竜舌蘭」の話題を提供した。
そして8月31日のブログでは、「花の終った伸びた茎が危険」ということで刈り取られていたと報告した。今年になって同じ場所に、また竜舌蘭が植えられていた。
そして寒さ除けの為か、気が付いたらカバーが巻き付けられていた。
時々、私は気にしてバスの窓から見ていたら、春めいて来てカバーが外されているのが見えた。そこでバスを降りて、3月5日に現地に見に行った。
元気の良い竜舌蘭は、今年も「70年ぶり」という花を咲かせるような気がしたのである。
【映画】
今年になってからは、あまり映画を見ていない。あまり面白そうな映画が無かったからだ。年初からの見た映画を数えたら、今までにたった7本だった。
4月になってみた映画は、「ノートルダム 炎の大聖堂」、「パリタクシー」、「トリとロキタ」の3本である。
自分が年をとったせいか、「パリタクシー」が良かった。
主人公は92歳のマダムで、パリでタクシーに乗り寄り道をしながらパリの反対側まで行く話である。マダムとタクシードライバーの交流がとても良い。人生の終盤に差し掛かった人にお勧めの作品である。
【写真展】
行くところが無い日は、写真展を見に行く。
銀座には何軒ものフォトギャラリーがあり、無料で見られるので嬉しい。
その中で私がレベルが高いと思っているのが、「キャノンギャラリー銀座」である。
4月4日から15日まで、「快慶 ひかりを刻む」(佐々木香輔 写真展)という企画であった。
仏師「快慶」の作品を写真に収めて展示してある。私は仏像彫刻が趣味だったので、現場にした作者を少し話をした。撮影に際しては許可を取り、光の当て方に苦労したそうだ。見応えのある写真展だった。
【Living Will】
季刊誌である「Living Will」が送られて来た。
私は10年以上前から夫婦で「Living Will」を発行している「日本尊厳死協会」の会員で、今回は年会費の振込用紙が同封されていた。年会費は夫婦だと3000円である。
尊厳を持った人生を送って来たとは思っていないが、最後くらいは尊厳をもって逝きたいので、無駄な治療を拒否するカードを常にカバンに入れて持ち歩いている。
父は胃癌で無駄な治療を続け、尊厳をもって逝けなかった。
母は朝起きて来ないままに亡くなったので、ある意味では尊厳死だろう。見習いたいと思っている私である。
【ベトナム・コーヒー】
割合に知られていないことだが、日本のコーヒー豆の輸入先はベトナムが一番である。
ベトナムコーヒーはブランドが確立していないので、チェーン店やレストランなどで使われている。
ある時、facebookのメッセージ欄にベトナムの日本語学校の女性の先生である「Nguyen」さんからメールが届いた。
『日本からホーチミン市に出張で来た先生がいるので、彼女に帰国の時にコーヒー豆を持って帰ってもらい、日本から宅急便で送ります』とあった。
彼女のご主人は以前はコーヒー豆の会社の社長で、専門家である。宅急便で届いたコーヒー豆を挽いて、早速、飲んでみた。専門家が選んだ豆は美味しかった。
(おまけの話)【難しい焼肉屋】
ある時、渋谷駅の近くで、昼時になった。
どの店も昼時なので入店待ちで、探していたらすぐ入れる店があった。それが「焼肉屋」だった。
昼は「うどん」か「そば」と決めている私だが、この日は焼肉店に入ったのである。
店は向か合わせのカウンターが2列ある、大きくはない店だった。隣同士はアクリル板で仕切られている。席に案内されると、目の前にレシートのような紙が置いてあった。
よく見ると自分のスマホで、その紙にあるQRコードを読み込んで、自分でメニューから注文するようだった。
隣に座った中年のサラリーマンは、スマホでやっても出来ないらしく店員を呼んでいた。私も隣に来た店員に、テーブルに置かれていたメニューから言葉で注文した。
席の前の壁に付けられたタブレットから自分で注文する店は増えているが、こんなのは初めてだ。
しばらくして出て来た肉は、値段にしてはまあまあだった。
店の構造、テーブルのコンロの作り、引き出し、料理などが「焼肉LIKE」と同じだった。違いは自分のスマホを使うことと、セルフレジだった。
支払いは料理と一緒に来たレシートを持参して、中央のセルフレジで自分で行う。
初めてのことでマゴマゴしていたら、店員が『分かりますか?』と聞くので『分からない』と答えた。代りに店員がタブレットで処理したが、「他人のふんどしで相撲をとる」というスタイルで私は気に入らなかった。
他の店が入店待ちなのに、ここは空いていたのはお客がこのシステムに納得していないのかもしれない。合理化も自己満足では駄目なのでは?
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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