心の伊達市民　第一号

小さな発見・・・（２）

2024年10月18日（金）

【吉野家の牛丼】
テレビのニュースで『吉野家が秋の牛丼祭で、全品100円引き』と報道していた。こんなことを公共の電波を使って、放送していいものなのか？吉野家の宣伝ではないか！
期間は「2024年10月9日（水）11時～ 10月15日（火）20時まで」とのことだった。
これに慌てたライバルの牛丼屋も、クーポン券で50円引きを始めた。

注文用のタブレット（吉野家）

10日の昼前に有楽町のビックカメラに、蛍光灯を買いに行った。
有楽町駅に隣接して「吉野家」がある。
いつもランチは「うどん」の私だが、急に牛丼を食べてみようという気になった。店に入り、タブレットで「牛丼・並」を注文したら、すぐに出て来た。

伝票を見たら398円（税込）だった。こんな値段で商売になるのかと不思議だった。
久し振りの牛丼の味はまあまあだったが、店を出て驚いた。
なんと20人くらいの男女が入店待ちで並んでいた。これではまたデフレに戻ってしまいそうだ。

「牛丼（並）」（398円）

【銀座ざくろの「すき焼き」】
同じマンションに住む、独居バアチャンが90歳となる。
女房が『1人暮らしで可哀そうだから、お誕生祝いをしてあげましょう』と言った。

最近の彼女はボケも少し出て来て、おまけに耳も遠くなった。
少し前も「シルバーパスが来ない」と大騒ぎになったが、調べてあげたら結局は不在者用の保管庫に入っていた。いずれ自分も通る道かもしれないので、出来る時は親切にしてあげている。

「ざくろ」銀座店

女房はバアチャンの誕生祝いに、銀座の高級和食店の「ざくろ」を予約した。
私達は都バスに乗ってバアチャンと一緒に、ランチをする「ざくろ」に行った。
メニューを見たら安いものでも、「A3等級黒毛和牛ステーキ100グラム」で、5280円（税込み）もする。私は150グラムの「すき焼き」にしたら、なんと6600円もした。

いつもランチは「うどん」の私がこんな高価なものを食べたせいか食後に気分が悪くなり、先にバアチャンとタクシーで家に戻りベッドで夕方まで寝ていたのである。
うどん腹には「すき焼き」は無理だったのであろう。

　「A3等級黒毛和牛ステーキ150グラム」（ざくろ銀座）　　

【うどん】
「ざくろ」で4人分を支払い大散財をしたので、またランチは「うどん」に戻った。
私がいつも行く店は、汐留なら「つるまる」、有楽町なら「丸亀製麺」、数寄屋橋なら「はなまる」と決まっている。

他の場所に行った時も、なるべく「うどん」にしている。
10月初旬までは暑かったので、冷たいうどんだったが、その後は温かいうどんに変った。あるなら「うどん小」を頼み、それに天ぷらを付ける。
すると500円前後となるので、「ざくろ」に行くには13回分も必要だ。

「おろしぶっかけ」（540円）

私がよく行くこの3軒はどこでも同じようなカフェテリア方式で、自分で好みの天ぷらを皿に取る。昼時はどの店もサラリーマンで、ごった返している。

最近はそこへ言葉の分からない外国人観光客が入って来る。そして行列が詰まってしまい大迷惑である。
円安で「日本は安い」と言っている彼らなのだから、「ざくろ」に行ってくれ！」

　「かけ（小）とかき揚げ」（490円）

（おまけの話）【無駄使い】
私のブログのファンである、元の私の地元の友人のHさんは、1週間に一度、必ずブログに付いてコメントを書いて封書で送って来る。それをもう数年、続けていると思う。
10月になって初めての封書を見て、私は気が付いた。63円の切手が2枚貼ってあった。
そういえば10月1日から、郵便料金が値上がりしたのを思い出した。

もうかなり前だが、たまたま道で出会ったHさんに私は言った。
『そろそろ会社を畳んだ方が良いよ』と。それを真に受けて、彼は会社を畳んだ。
今だから言えるが、彼は商売には向いていない性格なのである。
その倹約家のHさんが、ずいぶんと無駄なことをしている。不足分の16円の切手を買えばいいのにー。