心の伊達市民 第一号

小さな発見(30)

【確定申告】
2月17日から確定申告の受付が始まった。私は現役の時から今まで、自分で確定申告を行って来た。引退後も未上場株を持っていて配当金があるし、女房が年間で10万円を超す医療費控除があるので相変わらず自分でやっている。

昨年は上場株の売却で損失があるので、大した額ではないが還付金がある。
念のために私程度の確定申告を税理士に依頼した場合、その費用を調べてみたら凡そだが5万円くらいになる。

それでは還付金の中から税理士に支払うと、すずめの涙くらいしか残らない。
毎年1回の確定申告では翌年まで手順を覚えておらず、最近は年のせいか「初めてやる」ように戸惑うようになって来た。


 申告書の提出先「京橋税務署」



【路地裏の行列】
歌舞伎座の裏の方の築地の路地裏を歩くと、昼時には行列を見ることが増えた。
ラーメン屋、うどん屋、イタリアン、和食などであるが、「なぜこんな店を知ってるの?」と不思議である。並んでいる人達は、多くは外国人観光客である。

ラーメン屋とうどん屋は入ったことがあるが、並ぶほどではない。
多分、その店に入った外国人観光客がFacebook、Youtube、Instaguramなどに投稿したのだろう。

最近の商売は昔と違い「場所」はあまり関係なくなったようだ。
いかにお客に投稿してもらうかが決め手のようなので、味より「インスタ映え」が重要なようだ。


行列の出来ていた店(ホットケーキが名物らしい)



【江戸バス】
中央区の運営している「江戸バス」は北ルートと南ルートがある。
私の住む場所は「南ルート」にある。どちらのルートも区役所発で、区役所へ戻る。
乗車券は100円だが、少し前から65歳以上は無料となった。

以前は図書館が区役所に隣接していたので良く乗ったが、今は京橋に移ってしまい私は行かなくなった。残念だが、江戸バスには京橋図書館のルートが無いからだ。

だから今では1ヶ月に2回くらいしか利用していない。
江戸バスは都バスの通らないようなルートを走るので時間も掛かり、なかなか目的地に着かないのが難点だ。


 「江戸バス」(中央区役所前)



【2月の映画】
2月はいつもの月より多く5本の映画を見た。
「リアル・ペイン~心の旅」、エルメスの映画「ミステリアス・ピカソ 天才の秘密」、「聖なるイチジクの種」、「ドライブ・イン・マンハッタン」、「セプテンバー5」であるが、エルメスと最後の「セプテンバー5」は無料だった。

TOHOシネマは「6本見ると、1本は無料」の特典があるので、「セプテンバー5」は特典で見た。「聖なるイチジクの種」はイランの長編映画で、なんとも重苦しい2時間47分もの長さだった。だから席に着く前にトイレに行っておいた。
それぞれ内容は違うが、どんな映画でも私は好きだ。


 「聖なるイチジクの種」★★★



【めでたい】
家の前から都バスに乗ろうと思いバス停で待っていたら、向かい側を豊海水産ふ頭方面に向かうトラックが目に入った。車体には社名は無く、なんともめでたい絵柄が描かれていた。それは七福神の「恵比寿さん」であった。

なぜ恵比寿は釣竿を持っているのかと不思議に思い、ネットで調べてみたら次のようなことが分かった。『釣竿は論語の「子、釣りして網せず・・・」から来ていて、一網打尽にしない。商売に置き換えると、暴利をむさぼって後に続かない商売をしないを意味している』から来ている。

このトラックは豊海水産ふ頭に向かっているのだから、水産関係の会社だろうと思う。
敢えてトラックに社名を書かないことで、水産関係者の間では更に有名になっているのだろう。


 社名の無いトラック



(おまけの話)【河津桜】
TVのニュースで「江東区の河津桜が咲いています」と放送していた。
画面を見たら見覚えがあり、木塲公園の近くの川の土手に咲いている河津桜だと分かった。河津桜はあまり好みではないが、ブログのネタになると思い2月21日に出掛けて行った。

このところ寒い日が続いていた。その日の最高気温は10度だった。風が冷たい。
梅の時のように、あまり咲いていない心配をしながら都バスで行った。


 土手の河津桜は蕾だった。



門前仲町で都バスを乗り換えて、木塲駅前の次の停留所の「東陽3丁目」で降りて少し歩く。大横川に架かる橋の上から河津桜を見たら、全く花が咲いていない。
小さな石段を上がり土手に出た。「またTVに騙されたか?」と思いながら、先に進む。

大横橋を渡ったら、少しだけ咲いている花の蜜を求めてメジロが来ていた。
メジロは花の場所を次々と変えて飛び回るので、なかなか写真に捉え難い。
その時、中年女性がドタドタと歩いて来たので、メジロは飛び去ってしまった。



土手を更に進み豊木橋を渡ったら、満開の河津桜が見えた。ジジババ見物客も来ていた。
ここの河津桜の木は枝を落されている。なぜなんだろう?

床屋に例えると、花の咲いていない場所の桜の木は「長髪」で、咲いているこちらは「5分刈り」という感じだ。冬の間に枝を切り落とすと(私の素人考えであるが)、もしかして栄養が花に行くので早く咲くのかもしれない。

TVの報道は「早い者勝ち」みたいなところがあり、他局より先に報道したいので咲いてる場所しか写さなかった。桜は枝を切り落とさず、枝の先まで咲くのが見たい。


 やっと咲いている場所に来た。

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コメント

    河津桜(Y)

    河津桜(Y)

    花の中に蜜を求めて飛び回るメジロが愛おしい!小枝の揺れる間を上手に舞いながら一生懸命に蜜を吸っている姿に春を感じました。
    最後のページの満開の河津桜に感動しました。

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伊達季節移住のススメ

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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アクセス総数
1,464,680回

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