ブログ閉鎖中の話題(2017年2月17日)

誰と話をしても対立したり、険悪にならない話題は「食べ物」の話である。
友人達と話していても、結局は最後は食べ物の話に落ち着く。
現役の時の取引先の会社の部長に言われたことがある。

「橋本さん、昼飯が近い時間に面倒な話を持って来ないでくれ。俺は戦前派なので、 腹が空くと機嫌が悪くなるからな!」・・・と。


「天花そば」(築地) ・(かき揚げそば)・・・370円



私は肥満を心配して、昼飯はなるべく蕎麦を食べるようにしている。
蕎麦は冷たい方が美味しいが、寒い冬には更に寒くなるので困る。
そんな時はたまに「うどん」も食べる。
でも私は子供の頃はうどんが嫌いで、うどんを食べると頭痛がしたものだった。


「深大寺そば・まるよ」(築地場外市場)・(かき揚げそば)・・・650円



それが会社の近くに「平作」という地元のオバサンがやっているうどん屋を発見して、
その店で初めて「うどん盛り」というもの知った。
これは冷たい「うどん」で、とても美味しくて2枚はいけた。
擦り下ろした生姜とネギをたっぷりと汁に入れて食べると、それは美味しかった。


「小諸蕎麦」(東銀座)・(かき揚げそば)・・・360円



しかしうどんは小麦粉で出来ているので、最近の健康志向の「炭水化物カットダイエット」の解説によれば太る。ところが蕎麦は大丈夫らしい。
今までにも色々なダイエット法が報じられて来たが、それもいつの間にか消えて行った。炭水化物カットダイエットも、いつまで持つか?


「俺のだし」(有楽町)・(かき揚げ蕎麦)・・・750円



今回は「うどん」ではなく「蕎麦」の話であった。
私の徘徊先には数え切れないほどの蕎麦屋がある。
しかし昔からの町の蕎麦屋は値段が高いだけで、蕎麦粉の含有量も少なく美味しくない。そこへ行くと、安くて手軽で、早く出て来る「立ち食い蕎麦」の店が私のお気に入りである。


「よつば」(勝どき橋駅)・・・(かき揚げソバ)・400円



私の徘徊経路だけでも、10軒以上の立ち食い蕎麦屋がある。
値段は似たようなものだが、それぞれに特色がある。概して駅から遠い店は美味しい。
店はなにか特色を出さないとお客を呼べないので、蕎麦粉の含有量を増やしたり、出汁に凝る。中には蕎麦粉100%という店もあるから驚きである。


「歌舞伎そば」(東銀座)・・・( かき揚げそば)・470円。



最近の私のお気に入りは、門前仲町の「天かめ」である。
立ち食い風の店構えであるが、着席できる。天婦羅は揚げ立てで、汁が美味い。
歌舞伎座裏の「歌舞伎そば」も捨て難い。

メニューは「蕎麦」と「かき揚げ蕎麦」だけだが、いつもサラリーマンで繁盛している。私は一年中、昼飯には今回の写真に登場した店を徘徊しているので、どこかで会えるかも・・・・。


「天かめ」(門前仲町)・・・( かき揚げそば)・340円



(おまけの話)
蕎麦と言えば、いつも思い出す。それは北海道伊達市の蕎麦である。
伊達市には美味しい蕎麦屋が山ほどある。滞在中は3日に1回は昼に食べに行っていた。

東京では「蕎麦は信州」と言うが、実は蕎麦の収穫量は北海道が一番なのである。
特に幌加内が有名で、収穫シーズンにはお祭りもあるくらいである。
美味さの秘密は、蕎麦屋がケチらずに蕎麦粉をふんだんに使っているからだと思う。


「ゆで太郎」(銀座)・・・(かき揚げ蕎麦)・420円



伊達市に滞在中は、かなりの頻度で蕎麦屋を探して車で徘徊していた。
大徳、そば順、なかよし、案山子、ちく林、翁などによく行った。
北海道の蕎麦は蕎麦殻を挽き込んだ田舎蕎麦で、東京の白色の更科蕎麦とは全く違う。
東京の立ち食い蕎麦店は小麦粉が多く入っているので白色だが、更科はそうではない。


「はないち」(有楽町駅前)・・・(かき揚げ蕎麦)・400円



町から少し離れた船岡にある「翁」にもよく通った。
ここの蕎麦は蕎麦打ち名人と言われた「高橋邦弘」の本家「翁」で修業した弟子が開いた店で、「翁」の名前を使うことを許されている数少ない店である。

ただ北海道の人には「色が白い」、「量が少ない」、「美味しくない」と感じられているようで、それほど流行っていないのが残念だった。


「そばよし」(日本橋)・・・(かき揚げソバ)・380円


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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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