【父の詫び状】
GWにどこへ行っても家族連れを見た。いつもは家にいない父が子供と遊んでいる。
その時、私は自分の父と、向田邦子の「父の詫び状」を思い出した。
すぐに本を借りて来て読んだが、昔に読んだ時とは違う感想だった。
私の父は若くしてブラジルに渡り、一時は成功したが博打で全てを失った。

父の父がもう長くないと分ったが、帰国の船賃が無く母に泣きついて送ってもらった。
その金をまた博打で失い、最後はヨコハマ港での母の着払いで帰国した。
私の父は自分の父に「詫び状」を書いたのだろうか? 
聞けないままに、父は56歳という若さで旅立って行った。


 「父の詫び状」(向田邦子)



【ヤマボウシ】
図書館に行く途中のマンションの前に「ヤマボウシ」があり、白い花が咲いていた。
ヤマボウシはハナミズキと同じ属で、花のように見えるのは花ではなく、総苞片という花の付け根の葉だそうだ。ヤマボウシには思い出がある。

私が9年間も夏の間だけ滞在していた伊達市の、トーヤレイクGCのコテージの前に何本も植えられていた。私達が来て間もなく白い花が咲き、帰る頃の9月に赤い実となった。私にとっては思い出深いと同時に、カレンダーのような木だった。


 「ヤマボウシ」



【100円の自動販売機】
自動販売機(自販機)の設置は、日本が世界で一番多いと思う。
アメリカでは自販機はあまり見掛けない。そこに現金があるのが分かっているから、壊されて金を盗まれるからだ。数年前まではベトナムでは、見掛けなかった。

都心を歩いていると、色々な自販機に出会う。自販機の飲料は普通は130円くらいであるが、新橋には場所柄か? 「1COIN」、すなわち「100円」に自販機があった。「HAPPINESS」と書かれているのが可笑しかった。


 100円の自販機(新橋)



【生オレンジ・ジュースの自販機】
自販機は場所柄で、デザインに色々なものがある。
歌舞伎模様、野球場近くではGIANT、駅近くで鉄道模様など、探して歩くのも楽しい。
築地本願寺の裏手で初めて見たのだが、「生ジュース」の自販機があった。

自販機の上方の窓には、生のオレンジが見える。1杯が450円で、4個のオレンジを絞って提供するそうだ。混ぜ物が無いから、時期によって味が変わるようだ。
凄いと思ったが、その時は飲みたくなかったのでパスした。


 生ジュースの自販機(築地)



【マグロの自販機】
遂にとんでもない自販機を見付けた。
場所は豊洲市場に近い場所で、「マグロの自販機」だった。
最初に見た時は驚いた。「ここまでやるか!」と。
多分、冷凍品だと思うが、自販機でマグロを買おうとする人がいるのだろうか?

この調子だと、次にどんなとんでもない自販機が出て来るかが楽しみだ。
東京という街は面白く、可笑しい。


マグロの自販機(豊洲)



【レンタ・サイクル】
最近、よく見掛けるようになったものに、電動アシスト自転車のレンタルがある。
私の住むマンションにも20台くらいは置いてあり、色々な場所で見掛ける。
色々なものを必要な時だけ借りるという「シェア・サービス」が流行している。
圧倒的なシェアを持っているらしい会社の「バイクシェアサービス」のHPを見た。

「お試し」は30分まで165円と安い。1日借りると基本料金は無しで、1650円である。
スマホで申し込み、自転車の後ろのセンサーに当てればOKとなる。返却場所も都内に多くあるので、どこへ返しても良い。便利な世の中になったものだ。  


 自転車の貸出のサイン



【間違いさがし】
毎日、ドアのポストまで届けられる新聞の日曜版には「間違いさがし」という絵が描かれたページがある。9個の間違いがあるのだが、全部、探せたことは無い。最近は要領が分かって来たので、2つまでは見付けられる。それ以上は探そうという気にならない。2つも見付けられれば、「ボケてない」と自分で決めているからだ。

統計では「高齢者の7人に1人がボケる」と知った。マンションのデジカメクラブには9人のメンバーがいたが、2年前に1人がボケて、娘さん家族の住む東北へ引っ越して行った。最近はメンバーが7人となったが、1人がボケて来た。丁度、統計通りとなっている。


 日経日曜版の「間違い探し」



(おまけの話)
中央区が「区政世論調査」を行うことになり、区民から2000人が選ばれた。
そしてその2000人に私が入ったらしく、私のところに封書が届いた。
令和6年5月の中央区の人口は183,257人で、18歳以上は約15万人である。
するとその中から2000人が選ばれたとなると、1.3%の確率である。

私は中央区の1.3%に選ばれたのである。でも選ばれたというより、ランダムで当たっただけだ。出来ることなら、こんなものではなく興味のある裁判員に選ばれたかった。


日本語・英語・中国語でネット回答が出来る。



中央区は外国人も多く住んでいるので、日本語以外に英語と中国語で回答が出来るようになっている。その場合はスマホでQRコードを読み込み、パスワードを入れると外国語になるようだ。封書の方は日本語だけなので、日本語が分からないと回答できない。
最初に「フェイスシート」という項目があるが、これは身上調査だと思う。

「なんでもカタカナ英語」は止めて欲しい。年齢の項目で、「75歳以上」という欄はあるが、「80歳以上」は無い。他の応募の時も感じるが、「60歳以上」、「65歳以上」で区切られていて、いまの高齢化社会に合わないと思うが・・・。


ネット回答の場合のQRコードとパスワード



今回は第54回で調査項目は「防災・健康診査・高齢者施策・子育て支援・男女共同参画社会・防災対策・スポーツ・地域コミュニティ・築地市場・受動喫煙防止対策・デジタル技術を活用した区民サービス・広報・環境・伝統文化・施策の要望と評価」と幅広い質問であった。

その中で特に気になったのが「男女共同参画社会」の中の質問で、「家庭内で」の評価である。「女性が優遇」から「男性が優遇」を5段階で評価するのである。私は「女性が優遇」の「特に女性が優遇」にチェックを入れたが、女房には見せられない。


 質問は18ページに及ぶ


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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

コメント

  1. エッセイ(Y)
    エッセイ(Y)
    返信

    「父の詫び状」第五回配本 向田邦子全集を図書館でこれを見つけてから全集を読み始めた。
    第一巻「想い出トランプ」から始めて現在第六巻「眠る盃」であるが、我々と同世代のエッセイストとして飛行機事故によって亡くなったことを今更に悔やんでいる。TVドラマの脚本家としての才能は素晴らしいものであるが、私は彼女のエッセイが好きである。頭の回転の良さを彷彿とさせる言い回しを何時も真似をしたいと思うが、全くその域に達しないのは当たり前か!!!

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