
心の伊達市民 第一号
7月20日に計画されていた「足立区の花火大会」が、荒天(雷雨)で中止になった。
これは我が家からも見える花火大会だったので、とても残念であった。
この花火大会は開始20分前に、落雷の危険が予想されて中止が決定したそうだ。
中止に伴う損害金額は、約3000万円とのことだった。
7月23日には葛飾区の花火大会が開催された。
これは大した話ではないので、「おまけの話」で・・・。
7月27日(土)には、いよいよメインイベントの「隅田川花火大会」が開催された。
花火大会の天気予報では次のように伝えていた。
『関東地方はゲリラ雷雨の恐れがあります。雲の多い空から日差しが届時間もあるものの、午後は雨雲が急発達し局地的に雷雨となる可能性があります。会場へ出掛ける場合は雨具を持参し、空が急に暗くなったり雷の音が聞こえたら安全な建物へ移動するようにして下さい』。
隅田川の花火大会の歴史を調べてみた。
『江戸時代の1732年に大飢饉が発生し、多くの餓死者が出た上に、疫病まで流行したことで、犠牲となった人々の慰霊と悪疫退散を祈って、八代将軍・吉宗が催した水神祭に続き1733年に両国橋周辺の料理屋が公許(許可)により花火を上げたことが・・』
『「両国の川開き」の由来とされています。昭和36年以降中断し、昭和53年に「隅田川花火大会」と名を改め、ビルで囲まれた隅田川で復活しました』。
今回の花火大会に合わせて、私の姉の家族も呼んだ。
その条件として、「雷雨で中止もある。会場から遠いので、よくは見えない。それでも良ければ来て下さい」だった。
午前10時でも、空は雲はあるが晴れていた。
「これが夜になると雷雨になるのかなー?」と不思議な感じがしていた。
私は女房に頼まれて、銀座の三越に花火見物の食料を買いに行った。
午後7時30分から花火は始まった。しかしここからでは第1会場の花火しか見えない。
最初は小さ目の花火らしく、手前のビルが邪魔をして、わずかしか見えない。
テレビも点けて、現地の様子を見る。花火の音はテレビで聞く。
その時に思った。花火見物は現地で見るのと、遠くの冷房の部屋で見るのは、臨場感でかなり違いがある。例えて言うなら、「歌舞伎座で実物を見るのと、自分の部屋でビデオで見る違い」という感じかもしれない。
【東京湾大華火大会】
我が家のすぐ裏の東京湾で開催されていた「東京湾大華火大会」であるが、27回も開催されていたのだが、平成28年で終了となってしまった。その理由を中央区は次のように説明していた。
『昭和63年から実施されていた本華火祭ですが、約10万人の観客を収容していたメイン会場の場所が、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催に伴う選手村とされたことから、観覧場所を確保できないことになり、中央区が主体となって華火大会を開催することが困難となり、休止を決定しました』とある。この華火祭はマンションの敷地内からも近くに見えたのに、残念なことだった。
今回は動画撮影も行ったので、とても忙しい。
カメラを手持ちでは画像がブレブレで、とても見られたものではない。
ミニ三脚を出して動画を撮影し、しっかりした三脚で静止画を撮る。
静止画は少し花火が落下している様子も撮りたかったので、色々やってみた。
その間に動画も撮るのだが、こちらも花火の撮影が初めてなので上手く行かない。
1時間30分の花火大会だったが、慌てている間に終ってしまった。
(注)動画の最初と最後の辺りに、落雷の光が入っています。
(おまけの話)
少し前の「ブログ閉鎖中の話題」で、2014年の江戸川区の花火大会の写真を載せた。
今になって見えると、ずいぶんと高層マンションが増えているのが分かる。
ところが「あれは江戸川花火大会だったのか?」と疑問が沸いた。
家の窓から見えるのは、足立区花火大会ではなかったのか?
中止になってしまったので、分からないままになっている。
今年の江戸川花火大会は8月24日に開催予定なので、その時に分ると思う。
さて7月23日に開催された葛飾区の花火大会である。
我が家から葛飾区の会場をGoogle mapで確認したが、よく分からなかった。
開始時間になり目を凝らしていたら、花火は窓から見ると隅田川の奥の方の右手に上がった。気を付けて見ないと、音も聞こえないし、花火も遠くて小さくて良く見えない。
動画に凝っている私は、カメラを持ち出し動画を撮った。
ズームで撮影したものを確認したが、画面が暗くてよく分からない。
写真も撮ったが、それもよく分からない。
トリミングして大きく引き伸ばして、やっと分かった。
動画の方も最後のフィナーレだけは、明るくなるので写っていた。
クーラーの効いた中での花火だったが、これでは花火見物とは言えないだろう。
次回の隅田川花火大会での動画撮影を期待して、葛飾区花火大会は終った。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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アートで楽しむまち歩き!ムロランアートプロジェクト2021
旧市街地のレトロな街並みで知られる室蘭駅周辺で、アートとまち歩きを楽しむイベントが10月9日から始まりました。 ムロランアートプロジェクト(MAP)。 室蘭の歴史的建造物が期間限定のアートギャラリーに大変身!10月31日まで土日限定で観覧できます。 初日の10月9日(土)に遊びに行ってきました。 まずは本部のある旧室蘭駅舎へ。公式パンフレットが配布されています。 この黄色いパンフレットがまち歩き「MAP」として、道案内をしてくれます。 さっそくまち歩きスタート! 旧室蘭駅舎には室蘭出身のアーティスト・中村岳さんのインスタレーションが展示されています。 初日のこの日、公開製作が行われていました。完成まであと少しというところの製作風景です。 明治45年に建造された旧駅舎の構内に、巨大な立体作品が次第に姿を現してきました。 鮮やかな赤茶色が室蘭の工場風景や鉄を彷彿とさせます。ドームのような不思議な形。設計図はなく、インスピレーションで形を作っていくのだそうです。 国内各地で活躍する中村さんですが、出身地の室蘭では今回が初の本格的な製作・展示となります。完成したインスタレーション、ぜひ生でご覧になってみてください。 続いて、千穐萬歳堂(せんしゅうばんぜいどう)へ。 大正14年に建てられた歴史ある倉庫です。入り口から佇まいというか、存在感に圧倒されました。こういう建物が保存されていることもすごいことだなあ、と思います。 中は改修され、ギャラリーとなっています。 1階は室蘭工業大学山田研究室のプロジェクト、2階は川上りえさんの造形作品が展示されています。木骨石造ということで、石の壁と木の骨組みが独特の雰囲気を醸し出していました。建物とアートのコラボレーション!美術館での展示とは全く違う味わいがありますね。 坂をのぼって次の会場へ。 景色を眺めながら気持ちよいまち歩き!会場間が遠すぎず近すぎず、程よい距離でコースが組まれており、お子さんから高齢の方まで、歩きやすいのがポイントです。 旧丸越山口紙店。こちらも大正時代の建造物です。レンガの壁からロマンの香りが漂ってくるよう!ゆっくり眺められるのは徒歩ならではですね。 古い調度品に溶け込むようにして、岩崎麗奈さんの写真作品が展示されていました。作品と建物、どちらも見応えがあります。普段は入ることができない建物だけに内部を見られる貴重な機会でもあります。 途中にカフェや飲食店が多くあるので、ランチやお茶を楽しむのもおすすめです。昔ながらの甘味処として親しまれる「すずや」に立ち寄りました。若者からマダムまで、幅広い年齢層の女性客が甘いものを楽しんでいました。 MAPにもおすすめリストが載っています。 室蘭プリンスホテルでは、10月8日〜10日の3日間限定でMAP連動企画として「中央町懐古展」が開催されました。来場者はホテルのクラシックな雰囲気の中、昔の写真や映像を楽しんできました。 さて、最後は中央町たのしま横丁(大辻医院跡地)へ。 初日のこの日、オープニングイベントとして大黒淳一さんによる音楽ワークショップが開催されました。街の音を録音して、音楽をつくる一日限りのスペシャル企画。地域の子ども達で賑わっていました。 音楽作りの様子。公式Facebookをご覧ください↓↓ ムロランアートプロジェクトは「室蘭の未来地図をつくる」をコンセプトに3カ年開催を予定しています。 プロジェクト代表の荒井純一さんは 「繁華街だった室蘭駅周辺をコンパクトに歩けるルートを制作しました。室蘭は普段気づかないポテンシャルがたくさんある街だと思います。アートや街歩きを通してそれを発見してもらえたらと思います。」 と話していました。 建物、まち歩き、アートと、いろんな切り口からいろんな楽しみ方ができるところが面白いな、と思いました。古い建物と現代アートがお互いに美しさを引き立てあって、新しい街の魅力が生まれ出てくるような、そんなワクワクする気持ちになりました。 芸術の秋、ご家族やお友達と出かけてみませんか。 各会場では入り口で消毒、検温、記名を行い、感染対策に配慮されています。 Muroran Art Project2021 2021年10月9日〜10月31日 土日のみ開催 12:00〜18:00 入場無料 ※MAPは旧室蘭駅舎で配布されるほか、公式HP(https://muroranart.wixsite.com/website)からダウンロードできます。 主 催 / Muroran Art Project 協 力 / 大町商店会、室蘭工業大学山田研究室、蘭歴建見会 後 援 / 室蘭市、室蘭商工会議所、室蘭観光協会、北海道新聞室蘭支社室蘭民報社、FMびゅー 助 成 /北海道開発協会助成事業 会 場・展示アーティスト :旧室蘭駅舎(MAP本部)中村 岳 | 千穐萬歳堂(海岸町3-2-6) 川上りえ 室蘭工業大学 山田研究室 |旧丸越山口紙店(海岸町2-5-8) 岩崎 麗奈 | 中央町たのしま横丁(中央町1-2-7):大黒 淳一 (10.9日のみ) 詳細・最新情報はこちらからどうぞ ムロランアートプロジェクト muroranart.wixsite.com/website Facebook
むしゃなび編集部
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