
心の伊達市民 第一号
徒然なるままに(82)
都バスで「月島三丁目」で降りて、久し振りに「もんじゃ通り」を歩いて行った。
しばらく来ない内に「もんじゃ通り」だけでなく、路地も「もんじゃ屋」ばかりになっていた。メインストリートを歩いていたら、新規オープン間近の店があった。
その名前は「くじらストア」で、どうやら「くじら肉」を売る無人店舗らしい。
無人店舗の商品持ち去りが増えているようだが、大丈夫か?
「もんじゃ通り」を出て、立体交差の道路の下を過ぎると「佃」の町である。
月島は再開発されて高層マンションが増えているし、「もんじゃ通り」という盛り場もある。佃の先は「リバーシティ21」という高層マンションを含めた、高級住宅街となっている。その間に挟まれて、佃は「ひっそり」と昭和の時代を生きている。
昔は漁師町だったので、今でも「佃煮屋」が3軒あって営業している。
隅田川沿いの人が通れないテラスでは、川鵜が濡れた羽を乾かしていた。
吉神社の裏の水路に行ったら、なにやら黒い群れが泳いでいた。
私は少し前にもここへ来て水路を覗いたが、その時はまだ何もいなかった。
1ヶ月くらいの間に、ボラの子供が生まれたようだ。
ボラは水面には浮かんで来ないので、ハッキリとした写真にはならなかった。
この場所の上が橋で、その先に佃祭に使う「大幟旗」の20メートルを越す柱が水中に埋められている。
住吉神社にお参りしてから、隅田川に出る道を歩いて行く。
すると右側の民家に懐かしい「井戸用手押し式ポンプ」がある。
いまでも使われているようで、水汲み用のバケツが下に置いてある。
「懐かしい」と思う一方で、私が小学生の頃には私の家にも同じものがあった。
その頃は別に珍しくもなかったが、今では「レトロ」になった。
さらに進むと隅田川に突き当たるので、右に曲がる。
小橋を渡ると、そこからは別世界となる。
高級マンションが林立する「リバーシティ21」の敷地となるのである。
隅田川テラスに降りて先に進むと、先端で隅田川が2つに分流している地点に出る。
その場所が水鳥の宝庫で、色々な鳥がやって来ている。
首の長い「アオサギ」が鉄柵の上に止っているが、何を見ているんだろう?
土手を上がり、バス道路の方へ歩いて行った。
すると地面に小さな穴がたくさん、開けてあるのを見付けた。
その辺りではセミの声がうるさかったので、セミが出て来た穴と分かった。
そこで傍の木の上を見やると、セミの抜け殻が葉っぱにしがみ付いているのが見えた。よく探すと、アチコチにいっぱいセミの抜け殻が見付かった。
暑いのでもと来た道を戻るには遠過ぎるので、近くのバス道路に出て「東京駅八重洲口行」のバスに乗った。八重洲地下街をブラブラしながら、丸の内側まで行った。
そこには「打ち水」のように、広場の一部に水を流して涼しくしていた。
しばらく見ていたら急に空が曇って来て、雷が鳴り、土砂降りの雨が降って来た。
観光客が慌てて、駅の構内を目掛けて走り出した。「ゲリラ雷雨」である。
約45分もゲリラ雷雨は続き、やっと収まったので私は都バスに乗って家に帰ったのであった。
(
おまけの話)【大福が翌日でも、硬くならない理由】
私は酒を飲まないので、甘いもの好きである。
どちらかと言うと、ケーキより和菓子が好きだ。
それも練り物ではなく、「あんこ」が好きなのである。
何年前からか覚えていないが、ある時から大福が翌日になっても硬くならなくなった。私は「なにか化学的な物を混ぜているな」と思い、大福はあまり食べなくなった。
先日、女房がデパートから大福を買って帰って来た。
食べないのも勿体ないので翌日に食べたら、やはり硬くなっていなかった。
そこで今回はネットで、「なぜ大福は硬くならないのか?」と検索してみた。
すると「次のような工夫がされるようになった」と書いてあった。
餅が硬くなるのは水分が抜けるからなので、水分を抜け難くする技術が開発された。
1、保湿効果のある水飴などを加えて、水分の損失を少なくする。
2、「アミラーゼ」という酵素を加えてデンプンの鎖構造の一部を分解し、デンプン内部の水分が抜けにくくする。アミラーゼは天然に含まれている酵素と同じもの。アミラーゼが添加された餅菓子には、原材料欄に「酵素」と表示されている。
上記の解説を読んで私の食べた大福の成分表を見たら、アミラーゼと書いてあった。
これで大福に怪しい化学薬品が含まれているのではないと分かり、これから大いに大福を食べよう!
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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むしゃなび編集部
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