
心の伊達市民 第一号
3月5日に「東京マラソン」が開催された。
「昨年の私はどうしていたか?」と、ブログを見てみた。
するとそこには『昨年はコロナの影響で延期となり、その分を今回行なったのである。私は写真を撮るためにゴール地点の東京駅に最初に行き、その後で京橋で選手が来るのを待ち受けた。銀座通りは「まん防」の影響か、見物客はまばらだった』とあった。
挿入した写真を見ると、銀座一丁目で撮影しているが、観客はほとんどいない。
さて「今年はどうなのか?」と思い、出掛けて行った。参考までに昨年の東京マラソンは3月6日(日)で、東京のコロナ感染者数は9289人だった。今年は5日(日)で705人だった。
どこで見ようかと迷ったが、今年は「銀座通りは混むに違いない」と考えて、日比谷公園の近くに行くことにした。
この日の道路は交通規制が掛っていて、都バスも銀座近くには行かない。
そこで東京BRTで新橋に出て、そこから歩いて日比谷通りに行くことにした。
事前にマラソンコースと、ランナー通過予想時間表をプリントして持参した。
更に初めてだが、実況中継を聞くために携帯ラジオも持参した。
東京BRTの停留所に行くと、バスが走り去って行くのが見えた。タッチの差で、乗れなかった。次のバスは16分も後なので、仕方ないので歩いて行くことにした。
ランナー通過時間表によると、34キロ地点の日比谷公園前で午前10時40分頃のようなので大丈夫だ。
この地点だとランナーは田町付近で折り返すので、先頭集団を2度も見られる。
現地に着いたら丁度10時で、万歩計で3600歩だった。
日比谷公園の前に行ってから気が付いた。
ここは道路の中央に分離帯があり、しかも植木が植えてある。
これではランナーの往路しか撮影出来ないので、場所を内幸町の交差点に移動した。
10時10分過ぎにパトカーに先導されて、車椅子マラソンの先頭の選手がやって来た。
2番手は忘れた頃にやって来たので、先頭の選手とは圧倒的に力が違うようだ。
それからしばらくはパラパラというような状況で、車椅子の選手が続いた。
そしてパトカーやテレビ取材班の車が来て、マラソンの先頭集団がやって来た。
集団は10人で、なんと日本人選手が先頭を走っていた。10人の内の7人が黒人選手だった。撮影は選手が私の予想より歩道よりを走って来たので、ピントを合わせるのが難しかった。
先頭集団が走り去ると、次から次へと選手がやって来る。
私のいる場所は34キロ地点で、折返しは3.5キロ先の田町である。
そこから戻って来ると、この場所は41キロ地点になる。
ところが先頭集団が折り返して私の前に来る頃に、一般参加の早い選手たちが私の前を通過する。先頭集団は向こう側なので、タイミングが悪いと一般参加の選手と被ってしまう。
携帯ラジオを持参したのは正解で、実況中継で途中経過を知ることが出来た。
折り返し地点から日本選手は遅れ出してしまい、ゴールでは7着の山下一貴選手が最高だった。しばらくその場で選手たちを見ていたが、かなり遅れて一般参加の選手たちが続いて来た。
予想外だったのは、外国人の一般参加が多かったことだ。
マラソンを見ていただけなのに、一緒に運動した気分になり疲れてしまった。
1時間以上も立ち続けたせいか、股関節が痛み出したので寄り道をせずに家に戻った。
(おまけの話)
東京マラソンの前日に、暇人の私はゴール地点の東京駅丸の内側の皇居に続く行幸通りに行ってみた。翌日の為に係員が大勢出ていて、準備に大わらわだった。
そこでは特に見るべきものも無いので、皇居前広場に行ってみた。
皇居に向かう道は、これから行く人、戻って来る人で混み合っていた。
昨年の今ごろはコロナで「まん延防止重点措置」が取られていた時期で、東京マラソン前日には見られなかった光景である。
内堀通りを渡ると、急に外国人が増えて来た。
桔梗門門の前に来ると、門からゾロゾロと外国人観光客が出てくるところだった。
入口近くの立て看板を見ると、人数は限られているが午前と午後に誰でも事前申し込みか、当日に整理券を受け取れば参観が出来るようだ。
桔梗門から出て来た外国人たちは、きっと旅行社がネットで事前手配をしたのだろう。
家に帰ってからHPで調べて、桜の時期に申し込もうと考えた。ところがその時期だけは、参観休止となっていた。当日配布の整理券は午前・午後に各70枚のようなので、4月になったらいつか参観をしてみようと思った。
更に先に進み、二重橋のところに行ってみた。
こちらまで来ている外国人観光客は少なく、来ている人達は団体旅行ではなく個人旅行の人なのだろう。天気も良く気温も20℃もあり気持ちが良いので、楠木正成公の銅像のある場所まで歩いて行った。
ベンチに座り、美しい松林やバスの駐車場に向かう外国人を見ながら過ごす。
こんなひと時を「幸せ」と感じる年齢となった。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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人生は後半戦が面白い。楽輝己書道場・兼子孝子さん
大町ミニギャラリー(伊達市大町3番地7)で11月26日まで楽輝己書(ラッキーおのれしょ)道場の作品展が開催されています。 独特の丸いフォルムが特徴の己書。筆ペンを使って誰でも手軽にできて、「描いて楽しい、見て楽しい、もらって嬉しい」のが魅力です。 会場には笑顔を誘う優しくておおらかで、ユーモラスな作品たちが賑やかに並んでいました。 兼子さんと生徒及び推薦した師範の皆さんの作品 楽輝己書道場の代表・兼子孝子さんは登別在住。「人生は後半戦が面白い。楽しんで輝いて生きましょう!」をモットーに登別、室蘭、伊達、白老、苫小牧、と西胆振中心に、札幌、旭川他、道外でも教室を主催しています。 都道府県ご当地地蔵シリーズ 5年前、知人のFacebookに投稿された己書を見て衝撃的な出会いをしたという兼子さん。それまでは一人で飛行機に乗れなかったそうですが、一念発起して本州に通い師範、さらに上席師範の資格を取得。北海道で己書を広めるため道場を開き、現在は指導者の育成にも力を注いでいます。 今年の作品展は室蘭市民活動センター、旧室蘭駅舎、カフェアンジュリエ登別、のぼりんと続いて大町ギャラリーで年内最後となります。 一番の見どころは壁一面に広がるカラフルな小型のパネル!ひとつひとつに素敵な文字が書かれています。通称「なっとう額」、なんと納豆のフタに土佐和紙を貼った手作りの額縁です。その数なんと544枚! ギャラリーの壁を一眼見てひらめき、お弟子さんたちと力を合わせて展示したそうです。 ほかにも個性的な作品がたくさん! だるまと招き猫シリーズ。かわいい! 「己書は己の書だから他人と比べなくていいんです」と兼子さん。 筆ペンなので二度書き、三度書きOK。筆圧がなくてもかけるので、年齢問わず体が不自由な方や病気の方にも喜ばれるそう。 私も体験させてもらったのですが、一文字一文字、ゆっくり書いていると心が安らぎ、まるでセラピーのような癒しの時間だな、と思いました。 兼子さん「自分の時間が形になって楽しめること。みんなに喜んでもらえることが一番の魅力だと思います。己書に出会ってからご縁がどんどん繋がって活動が広がり今があります。涙が出るほど嬉しいです!」 コロナ禍で生徒さんが教室に来られない状況が続く中、オンラインレッスンを活用して活動の幅を広げ、さらに今年は自宅で己書を楽しんでもらおうと仲間とアマゾンから電子書籍(無料)を出版しました↓↓ 筆ペンで描いた 淳ちゃんとカネちゃんから贈りもの 一期一会を大切に、面白がって新しいことにチャレンジし続ける兼子さん。おおらかな笑顔が己書のお地蔵さんの表情と重なりました。 作品展は2021年11月17日〜26日まで(最終日の展示は13時まで)。 各教室のほか、年賀状講座も募集中です。 手書きでちょっとしたものをサラッとかけるようになり、実用性もかなり高い己書。あなたもはじめてみませんか。 兼子孝子さん 日本己書道場公認 上席師範 楽輝己書道場 代表 090-1388-4716 オンライン幸座も受付中!! Facebook Instagram むしゃなび掲載ページはこちら ※記事の内容は取材時の情報に基づいています(取材2021年)
むしゃなび編集部
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Shinji