少し前に葛西臨海公園に、大観覧車のライトアップの写真を撮りに行った。
その時の写真を家族に見せたら、「私達も行きたい。それと葛西臨海水族館にも行きたい」と言った。
水族館はコロナ対策で予約制となっているので、平日の最終回の入場である午後3時45分を申し込んだ。



葛西臨海公園駅の構内は、水族館のようなイラストだらけである。

今回は家族サービスで行くので、写真撮影はは期待していない。
ところが予定している日が近付いたら、台風も近付いて来た。
気温もこの時期には珍しく、15度だと予報されていた。
朝から雨も降っているし、どうしようかと考えた。



ガラスの球型の水族館の建物。地下が水族館になっている。

女房に相談したら、「コロナで外出をしていないので、足が弱りストレスも溜まっている。雨や寒さは大丈夫だから行きましょう!」と言われてしまった。そこで雨の中を、行くことになった。
私の考えでは、「水族館は逃げない。だから台風が去って天気の良い日に行けば楽しめる」と言いたかったが、それは黙っていた。



名前は知らないが、熱帯の魚だろう。

午後3時に家を出て、大江戸線、有楽町線、JR京葉線と乗り継いで行った。
家から大観覧車が見えるのだから、そんなに遠くない。
2回の乗り換えだが、駅の数では5駅である。
「葛西臨海公園駅」を出たら、小雨が降っていた。受付の場所まで500メートルくらいある。



世界一の大きさの「タカアシガニ」(あまり美味しくない)

予約表を渡し検温をして、その先の入場券売り場に向かう。
大人900円、65歳以上は半額の450円であるが、大観覧車の乗ると言ったら、更に割引があり、3人で1700円のところが1400円となった。
私は今までに何回も来ているので、入口で家族と別れてマグロの水槽に向かう。



「サメ」の一種か?

この日は天候の関係もあり、見学者が少ないのが嬉しい。
マグロの群れが左から右へ、そしてUターンして右から左へと泳いで行く。
これをただ繰り返しているだけだが、良く見ていると微妙に変化がある。
群れの泳ぎに逆らって、途中でUターンするマグロがいたりする。
私はこれを飽きもせず眺めている時間が好きだ。



この水族館の売り物の「マグロ」の遊泳。

しばらくして家族はマグロの水槽の前にやって来た。
マグロと一緒の記念撮影をして、最後のペンギンのコーナーに行く。
その時、女房が言った。「あと30分で終りよ。早くペンギンを見て、大観覧車の方に行きましょう」。
私は焦った。今日は天気が悪いので、早仕舞なのかと思った。そしてチケットを買うために、私だけ早足で大観覧車に向かった。



ペンギンは屋外にかなりの頭数がいる。

(おまけの話)
大観覧車に乗る人は私達以外にいなかった。
狭いゴンドラに3人で乗る。そしてマスクを外した。蒸れていた顔がヒンヤリとして気持ちが良い。
外を見たが、あまり見えない。雨の上にガラスが曇り、更に外側に水滴が付いているからだ。



遠くに見えるのは「東京ディズニーランド」のホテル。

左下に東京オリンピックの「カヌー・スラローム競技場」が見える。
反対側の遠くの灯りは、東京ディズニーランドのホテルだろう。
正面の海側は殆ど見えない。我が家の方向に、高層ビル群が霞んで見える。


家からこの大観覧車が見えるのだが、こちら側からは雨のせいで見えない。
キョロキョロしている内に、約17分の私達だけの貸し切り観覧車の旅が終った。



東京オリンピックのカヌー、スラローム競技場

観覧車を降りたら周りが暗くなり、観覧車のネオンがハッキリ見えた。
本当は暗くなってから観覧車に乗る計画だったが、女房の「あと30分よ」に焦ってしまった。
もっと落ち着いて考えれば、私は「水族館は午後5時で終りだが、観覧車は午後6時まで」と調べて来ていたのである。


そのことを女房に言って気分を害されて、せっかくの家族サービスが台無しにしてもいけないと思い、私はそのことは黙っていた。
寅さんじゃないが、「男はつらいよ」である。



帰りに葛西臨海公園駅前の噴水の向こうに大観覧車が見えた。

 






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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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