
心の伊達市民 第一号
高い場所に住んでいるのに、急に新宿の高い場所に行ってみたくなった。
そこで今回は「写真で見る新宿の屋上」である。
【新宿エルタワー】28階
ここは以前はよく行った。ニコンのサービス・ステーションがあるからだ。
23階にはハローワーク新宿(職業安定所)があり、そこへ行く人と同じエレベーターに乗るので「失業」と間違われないかと心配になる。
このビルは屋上には出られないので、ニコンのある28階のエレベーターホールから新宿駅西口方面を見ることになる。ここからは小田急ハルクの屋上が見える。天気の良い日は、遠くに東京スカイツリーも見える。
私はニコンカメラの修理と、フォトギャラリーを見る時に行くだけある。
【NEWoMAN SHINJUKU】7階
この隣は長距離バス「バスタ新宿」があり、以前は時々、地方から上京するベトナム人実習生を出迎えに行った。次々と出発・到着するバスを見ると、『新幹線利用者ばかりじゃないのだ』ということが分かる。
「NEWoMAN」とは変な名前なので、調べてみたが書いてなかった。 多分、「新しい女性」の意味だろう。ネット情報では屋上は、会員制の菜園となっているので入れない。
7階から外へ出ると、ベンチでお弁当を食べている女性達がいた。
西側に行くと、新宿駅のレールが何本も見える。
【新宿NSビル】29階
このビルに展望室は無い。用事の無い人には来て欲しくないのだろう。
商業施設の屋上はほとんどの場合は入れるが、オフィスビルは展望室の無いところが多い。以前に夜景を撮影に行った時に、29階からのビルの眺めが良かった記憶がある。
そこで今回も29階に、エレベーターで上ってみた。
そこは高級そうなレストランが2軒だけで、北側のガラス越しに住友ビルが正面に見えた。
【野村ビル】50階
野村ビルは奇抜な形のビルで、完成した時はビックリした。
このビルの前が「安パック・バス旅行」の集合場所だったので、リアタイアしたての頃は何度か利用した。しかし私は今までに、一度も中に入ったことが無かった。
50階まで一気にエレベーターで上ると、1ヵ所だけ外が見える場所があった。
方向感覚が無くなり、見知ったビルも無いので、どちら方向の窓か分からなくなった。
多分、見えるのは西方向ではないかと思ったが・・・。
【東京都庁】45階(南展望室) <注> 第一、第三火曜日休み
私の会社は官公庁の仕事はしていなかったので、都庁に行く用事は無かった。
引退してから展望室があるのを知って、たまに行くようになった。
更に展望室にピアノが置かれてからは、時々、行くようになった。
今回はコロナ明けで、展望室は外国人観光客で溢れていた。
私と同じで、「外国人もみんな高いところが好きなんだなー」と思ったのである。
【新宿住友ビル】51階
このビルには、私は思い出がいっぱい詰まっている。
現役の時にこのビルの35階と36階に、私の会社の取引先があったからである。
ある時、その会社の部長が私に言った。『3階にミニスカートを穿いた、若い女性の技術者ばかりの床屋が出来た。今から行かないか?』。
その時、私は部長の言葉に驚いたが一緒に行って、それ以来、私の行き付けの店になった。その床屋は13年ほど前に閉店となり、今では私は有楽町にある本店に散髪に行っている。ビルの大リニューアル前は52階に広い展望室があったが、いまはそれも無くなってしまった。
また51階と52階はレストラン街となっていたが、今は2軒だけが営業中で残りは閉まったままであった。
【伊勢丹新宿店】7階
以前はデパートの屋上は「子供の遊園地」と決っていた。
10円で乗れる木馬とか、金魚すくいなどもあったように思う。
私はなん十年ぶりかに、デパートの屋上に行ってみた。
そしてその変わりように驚いた。子供用の遊具は全く無く、緑の芝生が広がっていた。
この場所は商売には全く使っていないで、お客様の憩いの場所にしてある。
多くのデパートで屋上遊園地が止めになり、庭園になったのは1980年代の初めの頃らしい。
(おまけの話)
【丸井イングリッシュ・ガーデン】9階
新宿丸井の屋上が「イングリッシュ・ガーデン」になっているのを知ったのは、いつのことだったろう? 多分、まだ10年は経っていないと思う。
その時はかなりの衝撃で、すぐに見に行った。
屋上庭園は「Q-COURT」と名付けられていて、「知る人ぞ知る」みたいな感じで、私が行ったひと昔前にはほとんど来ている人はいなかった。屋上庭園に行くにはエレベーターで8階まで行き、そこから階段を1階分上る。
8階まで上がり階段を9階まで上がった。
そこまでは冷房が効いているが、ドアを開けたら熱風が吹き付けて来た。
この日の気温は30度を越えていた。暑いはずである。
庭園に入り緑のアーチの下に行く。そこからイングリッシュガーデンの入口が見えた。
右側の壁際にはイチジクが植えられていて、そろそろ食べごろとなっていた。
奥に進み、イングリッシュ・ガーデンに入ってみた。
こじんまりしたミニ・イングリッシュガーデンである。
手入れが行き届いていて美しいが、本場の規模と比べると少し侘しい。
庭園のベンチには4人くらいの人が来ていて、お弁当を食べていた。
この日は気温が30度もあり、屋上は太陽を遮るものが無いので熱中症が心配になる。
日影が無いので、弁当を食べるのも大変だろう。ここは春か秋が良いと思う。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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伊達に「藍染めワンダーランド」を創る![ aizome-「I」/ 伊達 ]
伊達市で藍染めの魅力を伝えている”aizome-「I」"さん。むしゃなびでは一昨年に特集していました。 2023年6月の記事はこちら▼ 『染まらないために染める』パンチラインな大和魂 〜異端児染師Aizome『I』 ご縁があり「ここだ!」という場所を見つけ工房とし、その場所でのイベントも始めていた頃でした。そこからストーリーは進み、今年、熱い想いでクラウドファウンディングをスタートさせました。 クラファンページはこちら!3/31まで!▼ 『藍染め工房と宿泊施設で地元と人々が繋がる「藍染めワンダーランド」を創ります!』 『 藍染め 』という伝統文化を次世代に繋ぐ、更には地域の活性化、人と人が結びつく新たな場の創出を目指す、aizome-「I」の金子夫妻。地元のみんなで応援してみませんか? 藍染工房の立ち上げ、さらに宿泊施設をプラスし『藍染めワンダーランド』を創りたいとの想いで挑戦。リターン品には藍染体験(オススメ!)や藍染めで仕上げたアクセサリーやTシャツ、ストール、靴下やストラップなども。ふたりの想いが伝わってくるクラファンページをぜひ一度ご覧ください。 伊達で生まれ育ったふたりの、ふるさとへの想い 「地元の人たちと繋がりを深められる場所にしたい」 「伊達市の特産品である藍を広め、観光客やインバウンドの人たちに『目的地』として訪れてもらうことで、伊達全体の活性化にも繋げたい」 お二人の言葉の節々に伊達市への愛を感じます。お二人は伊達市で生まれ育ち、今その地元で子育てをしています。地元を愛し、盛り上げたいという気持ちは既に周囲にもしっかりと伝わっていて、イベント時には多くの地元の人々が運営に携わっています。 「イベントなどを通じて人と人がつながり、交わることで、ここが藍染めの液のようにいい形で発酵し、美しい「華」を咲かせられたらとも願っています」 奥が深い”藍染め”という技術 ・そもそも、なぜ藍染め? ・藍が伊達市の特産品なのは知っているけど、 藍染めのことはよく知らない……。 ・草木染めのことでしょ? と思われる方も多いと思います。ここで藍染めについて少しだけご紹介します。 まずご紹介したいのは、藍の国内生産量について。第1位は徳島県、第2位が北海道です。そしてなんとその藍は全て伊達産!そして伊達では一件の農家のみが藍を栽培しています。つまり伊達市の農家・篠原一寿さんが、全国2位の生産量を栽培しているのです。 次に”藍”という植物について。藍は大昔から様々な用途に使われてきました。生葉を絞ったものはやけどや口内炎などに効果があり、葉を煎じたものは解熱や解毒に効果があると言われています。高い抗酸化作用や抗菌作用があることも分かっています。藍染めで染めた布は防臭効果、防虫効果、UVカット、保温保湿、燃えにくい(難燃性)といった特徴があり、昔から山や畑仕事の作業着に重宝されていたそうです。 特に奥が深いと感じさせるのは、染め方です。藍は水溶性では無いため、他の草木染めとは全く異なる染め方を要します。まず、藍の原料を作るためには藍の葉を摘み取り、乾燥させ、1週間に一度水打ちと切り返しを行います。これを100日間ほどかけると、藍の葉は発酵し、藍の原料「すくも」が出来上がります。 このすくもは水には溶けないので(不溶性)、広葉樹(カシ、ナラ等)の木を燃やし、灰にします。その灰を熱湯に入れ良く攪拌し、一晩寝かせて出来た灰汁に入れる事で、すくもにふくまれた有機物や微生物が徐々に溶け出し、発酵して液が出来上がります。染め液にするまでには、およそ1週間から2週間ほどかかります。 さらに染め液はとても繊細で、そのときの温度や環境、そこにいる人のエネルギーによっても染まり方が変わると言います。 「だからこそ奥が深く、おもしろいと思います。また、藍染めは、綿やシルク、麻などの天然素材との相性がいいのも特徴です」 クラファンには藍染め体験のリターンもあります。ぜひご自身の手で染めて、藍を体感してみては。日本の伝統工芸でもある藍染めを、自身で体験できるところは全国でも限られています。多くの体験者が、藍染めの奥深さと色の美しさに魅了されています。 藍染め液の中のような『温かい場所』を目指して 総面積が2500坪もある工房敷地。前の持ち主の方が手入れしていた庭が1200坪。景色を遮る高い建物が周りになく、空が広くて近くて、緑と季節の花に囲まれていて、気持ちがリフレッシュするような場所です。 「この場所を生かしてマルシェや子どもまつり、音楽フェスなどを開催。藍染めに興味がない人、藍染めを知らない人にも、イベントに参加してもらうことで藍染めについて知ってもらえたらと思って開催してきました」 今まで開催されてきたイベントには多くの人が訪れ、この場所の素晴らしさを知り、そして人と人が出会い・繋がっていきました。このクラファンを通してより多くの人々の想いが加わることで、さらに”温かい場所”となるでしょう。伊達市を盛り上げるスポットになること間違いなし。応援したい!と思われた方は、こちらから▼3/31まで!▼ 『藍染め工房と宿泊施設で地元と人々が繋がる「藍染めワンダーランド」を創ります!』 とにかく明るく、前向きでエネルギッシュで、藍と愛に溢れる金子夫妻。二人を応援したらご利益がありそうな雰囲気です。正式にオープンしたら、二人(+いっつもニコニコ愛娘みねちゃんの三人)に会いに、ぜひ工房を訪れてみてくださいね。 ※こちらの記事は一部クラファンページより引用・参照して作成しています。 (クラファンページ ライター:徳積ナマコ 様 / 一部写真借用) ____________________________________________________________ aizome-「I」 北海道伊達市で夫婦で活動する藍染め作家 地元で育つ天然藍で染めています。 1/15よりクラウドファンディングに挑戦。
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