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じもとブロガー
心の伊達市民 第一号
ブログ閉鎖中の話題(2014年4月26年)
毎年、この時期になると、日本橋高島屋で野田 弘志画伯の展覧会が開催される。
野田画伯は日本を代表する細密画の巨匠で、北海道伊達市に在住している。
画伯の永遠のテーマは「存在の美学」である。
私達夫婦が3年前まで毎年夏には伊達市のゴルフ場で3ヵ月を過ごしていた時に、同じゴルフ場の敷地内でご近所ということで、それ以来お付き合いをしている。
高島屋の展覧会にはいつも伊達市長を初め、多くの伊達市民が北海道からやって来る。
私は1年に1回のこの再会が楽しみで、欠かさずに出掛けている。
6階の展覧会場で作品を見て野田画伯に挨拶をしてから、8階に場所を移しレセプションが開かれる会場に行く。これも私の楽しみなのである。
出される料理が、高島屋特別食堂の名だたる名店のものだからである。
翌日は日本の細密画のコレクションで有名な、ホキ美術館にみんなで行った。
【ホキ美術館】・・・・・・http://www.hoki-museum.jp/
そこは千葉県にあり、東京駅から外房線で「土毛(とけ)駅」下車で、更にタクシーに乗るというかなり不便な場所にある。
私も「土毛駅」などという名は初めて聞いた。
タクシーの運転手に聞いた話によると、バブルの頃に住宅街として開発され、一時はビバリーヒルズをもじって「チバリーヒルズ」と言われたこともある地域だという。
あの頃の日本人は狂っていたなー。
美術館に飾られている絵画はどれも素晴らしい。
野田画伯やそのお弟子さんの2名の女性の絵もあった。
細密画というのは少し離れて見ると、殆ど写真と変らない。
近くへ寄ると、そこで初めて絵だと分る。
私は絵に付いては全くの門外漢であるから、見学はそこそこにして伊達市の友人達と話をする。そして最近の伊達市の事情を聞いて、あまり変っていないことに驚くと同時に嬉しくなる。ただ、私が滞在していたゴルフ場は中国資本に買収され、それがリーマンショックで思惑が外れてしまい、中国資本が放置したまま荒れ果てている話は悲しい。
この美術館にあるレストランはお勧めである。
西麻布にある「アルポルト」というイタリアン・レストランのオーナーシェフの片岡護さんの弟子が出しているので、料理はかなりレベルが高い。
【アルポルト】・・・・・・・http://www.alporto.jp/access.html
ランチをここでとってから、その日の内に伊達市に戻る友人達と駅で別れた。
懐かしい人達でに出会えた2日間だった。年を取ると、懐かしいことが増えて来る。
(おまけの話)
展覧会の最初に伊達市長の挨拶があった。
続いて詩人のTさんが挨拶に立った。この祝辞がユニークだった。
Tさん『先日、ある会で皇后陛下にお目に掛かった。私は皇室反対論者であるが、現天皇ご夫妻は大好きである。その人柄が非常に好きだ。天皇制は不条理である。しかし人間社会は不条理であって、それを越えた悪魔の世界に芸術というものがある』
『その作品を見て、悪魔に打ち勝つ存在があるかどうか?、無ければ作家が未熟であるということであるか、鑑賞者が分らないかのどちらかである。野田画伯はその存在があると私は思っている』。
・・・・なんだか非常に難解で、凡人である私には難し過ぎてよく分らなかったが、普通の祝典と違い哲学的であり、芸術家の祝辞はとにかく面白い。
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伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号
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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
引用元:洞爺湖周辺地域マガジン「むしゃなび」
https://mushanavi.com/author/jiyujin/blog2/see/entry-22369.html
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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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