心の伊達市民 第一号
10月15日(火)から19日(土)まで、「浜離宮でお月見散歩」が開催された。
しかし天気予報では、この5日間の夜は全て曇か雨だった。
せっかくの「お月見」が、晴れていなければ楽しめない。
仕方ないので諦めて、17日の夜に出掛けて行った。
この日は夜間も開園していて、真っ暗な中に通路にわずかな光が灯してある。
途中に青い照明の中を、クジラのような魚が泳ぐ映像があった。
その先に進むと「潮入りの池」の淵に建つ「燕茶屋」の板塀に、「うさぎ」の影絵が映し出されていた。お月見に似合う、なかなかいい雰囲気だ。
みんなここで写真を撮っている。
先に進み、「お伝い橋」を歩く。
見物客が多くて、狭い橋は渋滞している。
中島の茶屋では、この日は特別メニューで「金箔抹茶セット」を1500円で提供していた。
広い場所に出たので空を見上げたら、なんと月が輝いていた。
急に晴れたらしい。晴れ男の私らしい幸運だった。
月を眺めながら、潮入りの池の反対側に回る。
この月は英語では「SUPER MOON」と言うようだが、日本では「栗名月」である。
池の反対側からは、水面に汐留のビル街の高層ビルが映って見える。
歩いている時は気が付かなかったが、「お伝い橋」もライトアップされていた。
もう少し先に行ったら、人だかりがしていた。
近付いて行ったら、「月見台」が置かれていて、みんなそれを撮影していたのだ。
お供え物の「だんご」もあり、「お月見」の雰囲気を盛り上げている。
月見台の奥は芝生広場になっていて、その先の横堀の前はすでに多くの人達が場所取りをしていた。横堀ではかって将軍が楽しんだと言われている、往時の贅沢な遊び「船上雅楽」が再現されることになっている。
今回の「お月見散歩」では、18時、19時、20時の3回、船上雅楽が行われる。
私は一番目の芝生に座り、開始時間を待った。
私は家で夕食を食べてから来たので、最終回の20時の回を見た。
真っ暗な中を和船の船首だけに明かりを灯した雅楽演奏がやって来た。
神楽笛2人、笙(しょう)1人、そして船頭の構成だった。
観客はみんな静かにしてい。その中を静かな笛の音だけが、雅に聞こえて来る。
約20分の演奏だったが、とても良かった。終わったらみんな拍手をしていたので、みんなも満足したようだった。
(おまけの話)
帰りは天気も良かったし、気持ちも良いので家まで歩いて帰った。
夜は滅多に外に出ない私なので、都会の夜景も楽しむことになった。
浜離宮を出て右に曲がり、環状2号線沿いに歩いて行く。
すると間もなく、「築地大橋」が見えて来る。
その向こうには勝どきのタワーマンション群が見える。
「築地大橋」がブルーにライトアップされている。
その中を時々、車が通り過ぎて行く。
この道路は先に進むと「豊洲市場」に至るので、早朝から多くの仕入れの車が通って行くのが見える。ところがこんな美しい夜景は、都内でもあまり無い。
築地大橋を渡り切り、階段で一般道へ出る。
浜離宮から我が家までは、歩いて20分くらいである。
家の前のマンションの庭に、夜になると照明が灯る。
数か所に6本のライトが灯った、星形の照明である。
午後8時の「船上雅楽」を楽しんで、家に着いたのは午後8時40分だった。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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