
心の伊達市民 第一号
【シリアル番号】(1)
昨年後半にパソコンを買い替えた時は「今後は必要ない」と思い、「Word」と「Excel」のソフトは買わなかった。2024年度の確定申告の時期になり、医療費控除を受けるために確定申告の準備を始めた。そして「医療費明細」の記入のところで、思いも掛けない問題が発生した。
それは「Excel」がインストールされていないと、記入が出来ないのであった。
以前のパソコンには別売りの「Kingsoft」という会社の「Word」と「Excel」のインストールをしていたのを思い出した。アチコチと探した後に、引き出しの奥にあった11年前の「USBメモリー」を見付けた。
【シリアル番号】(2)
早速にインストールを始めたら、「シリアル番号を記入」と画面で指示された。
そんなものは保管していない。メーカーに「USBメモリーはあるが、シリアル番号が分からない」と問い合わせた。すると「それはこちらでも分かりません」と、冷たく言われてしまった。
なんとかしたいと一生懸命に、思い当たる場所を探したら取扱い説明書が出て来た。
そして表面に「シリアル番号」のシールが貼ってあったのは良かったが、番号の29文字の中ほどの2文字が消えかかって見えない。
かすかに見える残りから想像して記入してみたが駄目だった。そして6回目で、なんと番号が合ったのである。私にとっては無駄な買い物をしないで済み、久しぶりに快挙と言うほど嬉しいことだった。
【SONY Park】(1)
安売りスーパーの「OKストア」で頼まれた買い物をして、数寄屋橋から都バスに乗ろうと思って歩いて行った。すると数寄屋橋交差点の角の「SONY PLAZA」に大きな看板が出ていた。そこには「We are back. Ginza Grand Openning January. 26.2025」と、「ただいま」と書いてあった。
お隣のHERMES のビルにも、お付き合いで同じような文字が書かれていた。
そこで私は「なにかオープニングのイベントがあるかもしれない」と思い、ネットで調べてみた。するとネットで予約するとビルの中に入れることが分かり、29日の床屋の帰りに予約して行ってみた。
【SONY Park】(2)
その日は有楽町の床屋に行くので、1月29日の11時の回に申し込んだ。
イベントは3階、4階、そして地下2階で行われていた。
まず3階の「半導体はSFだ」に行ってみたら広い閉じられた部屋で、大音響と幾何学模様の映像が足元にも映される。
音楽は「YOASOBI」という若者に人気のグループだが、私にはうるさいだけだ。
1回に入場できるのは8人で、画像が揺れるように動き、足元からは地響きのような音がして振動する。私は眩暈を起こしそうになり、踏ん張った。これと「半導体はSFだ」の関係が分からずに終った。
【SONY PARK】(3)
4階は「ファイナンスは詩だ」であるが、正面の横長の巨大な画面の前の舞台に水が張られている。画面には文字が水の流れのように流れて行く。時々、ナレーションも入るが、なんだか哲学的だ。だらだらと続き、少々、飽きたところで終ったが、「ファイナンスは詩だ」も関係なかった。
最後に地下2階に行ったら、入口でヘッドフォンを渡された。
10数か所にブースがあり、渡されたヘッドフォンの先端のジャックをブースにある3ヵ所の穴に差し込む。すると音楽が流れて来る仕掛けになっている。
この部屋は「音楽は旅だ」であるが、やっとタイトルとイベントが少し合致した。
正式オープンとなった時には、なにをするのだろう?
(おまけの話)【ナウマン象】
月島図書館に本を引き取りに行ったら、ラックの中に「中央区にナウマンゾウがいたころ」というパンフレットを見付けた。「ナウマン象」は昭和51年に地下鉄工事の際に、日本橋浜町で化石が見付かったのである。
ナウマン象は日本を代表する氷河時代のゾウで、およそ36万年前から生息していて、約2万8000年前に絶滅した。この象の名前は帝国大学のお雇い外国人であるドイツ人の「ハインリッヒ・エドムント・ナウマン」が研究したことから名付けられたそうだ。
そのナウマン象の骨格標本模型が中央区の図書館「本の森」で、12月26日から2月19日まで展示されているのである。
中央区ではあちこちで「ナウマン象」の化石が見付かっている。
私は全体骨格を見たことが無かったので、早速、見に行った。
展示場所の「本の森ちゅうおう」は、地下鉄「八丁堀駅」がらすぐの場所にある。
図書館の入口を入り、一番奥に「ナウマン象」の骨格見本が飾られていた。
私は大勢見に来ていると思ったのだが、私の他に高齢者が1人だけだった。
「ナウマン象」は動物園で見慣れたアフリカ象より、ひとまわり小型であった。
肩までの高さは2.5メートル、全長は3.7メートル、体重はトンくらいで、現在のアジアゾウと同じくらいだそうだ。
私は写真を撮りたいのだが、先に来ていたオヤジが熱心にパネルを読んでいてどかない。『どいてくれ!』と失礼なことも言えず、ただ待つしかなかった。
私は研究者ではないのだから、ザッと見て写真を撮って帰りたかった。
いくら待ってもどかないので、オヤジが画面に入らないように写真を撮ってから帰ったのである。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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景色がごちそう☆ “ モントーヤ “ ですごす ゆったり時間
温泉街から国道230号線を車で走ると、洞爺湖の上、畑の真ん中に突如現れる黒いコンテナ。 直線道路なので、気になりながらも通り過ぎ、農機具の倉庫かな?一体なんだろう?と気に留めていた昨年。 そんな、筆者のような読者の方もきっといらっしゃったことと思います。 そして今年、どうやらOPENしたらしい!との情報を得て、謎を解くべく取材をさせていただきました。 ↑この束石がポツネンとあるだけの国道からの入り口 ちょっぴり勇気がいる入り口からコンテナを目指して奥へ向かうと、そこには遮るものがほとんどない空間。 畑だと思っていたこの土地は、実は畑ではありませんでした。 周りを見渡して感動しました。 ぐるっと300度くらい見渡せます。 しかも、羊蹄山・尻別岳・ニセコ連邦・昆布岳・有珠山などなどが一望でした。 尻別岳 羊蹄山 取材に訪れたことをうっかりと忘れ、うっとりとゆったりモードにスイッチが入りそうになってしまったほどの眺望です。 「危ない 危ない」と、気を取り直して玄関に向かうと、思わず開けたくなる可愛らしい赤いドアがありました。 ↑入り口にメニューがあるのは安心します ↑ドアを開けると可愛いくて不思議でユニークなディスプレイ ↑厨房で忙しそうないずみさん こちらは、2022年5月にオープンしたカフェ&キャンプサイト “ モントーヤ “です。 札幌から6年前に移住して来られた オーナー 井上啓二さんと奥様 いずみさんが営むお店です。 実はお会いして驚いたことがありました。 ご縁というのは不思議なものだとも思いました。 ↑大きな窓からは遠くの山がよく見えます 奥様のいずみさんは2年前、筆者が企画したワークショップに参加してくださった4名様のうちのお一人だということ。 オーナーの啓二さんは、筆者がどうにも気になって気になって、何度も探しに行った洞爺湖畔の幻の珈琲ソフトクリーム屋さんのオーナーさんだったということ(数ヶ月で満足して閉店)。 そうだったんだ! そうだったんだ! このような形でお会いできるとは! と、敷地に入った最初から少々興奮気味の筆者…^^; 店内は、外からは想像できないくらい落ち着いていて、どこか懐かしい雰囲気の調度品が並んでいます。 ジャズが心地よく流れ、レコードジャケットやコレクションの古いカメラが並びます。 ↑筆者好みのアーティストとレコードジャケット ↑昭和感漂うレトロなコーナー。 「東京に居た頃は服飾デザインの仕事をしていました。いわゆるDCブランドの服です。札幌に戻ってからは、もともと好きだった馬の仕事に携わりました。馬の競りのためのプロモーションビデオを制作したり、牧場のWebを制作したりする仕事です。札幌競馬があるときは、競馬場で売店も営みます。だからまあ、そちらの仕事が本業かな。」 ↑こちらはオーナーの本業。代表取締役としての会社「inox」のwebページ なるほど…。 馬に関わる映像のお仕事と“ モントーヤ “の関連がいまひとつ見えませんでしたが、飲食業にはすでに携わっていらっしゃったわけです。 そして、奥様とのご縁も馬が取り持ったとか♡ ↑コンテナは雨よけにもなり、イベントなどのショップにもご利用いただけます。 1本だけ残したドロノキ(ヤマナラシかも)は、シンボルツリーになっています 「この5000平米の土地は、僕が買う前は何十年も手付かずだったそうです。太くなった木も草も伸び放題のジャングル状態。崩れ落ちた家もそのままで荒れ放題。呆然としてしまうような荒地となっていました。水道も通っていませんでしたので、大掛かりな工事になりました。途方に暮れるほどの手間を掛け、足掛け4年がかりで開墾していきました。」 「そこまで苦労して…。この場所の何にそんなに惹かれたのですか?」 「景色です。どこを見ても山があるこの景色を見ながら珈琲が飲みたかった。ただそれだけです。」 それまで、クールな面持ちで話をされていたオーナーの目が、ふっと力が抜けて優しくなった瞬間でした。 この景色を見ながら一杯の珈琲(お店の珈琲は札幌の有名焙煎ショップ「斉藤珈琲」の豆使用)が飲みたいというそれだけで、4年間も開墾をしてしまう井上夫妻がなんとも素敵です。 「でも、そもそも何故札幌から移住して来られたのですか?」 「きっかけはスイスを訪れたことでした。もう本当にスイスが素晴らし過ぎて、人生観が変わりました。ほんと、絶対に行ったほうがいい!」 この時のオーナーの目はキラキラに輝いていました。 そのご様子だけで、どれほどスイスが素晴らしかったのかが分かりました。 「帰国後、札幌に住まなくても今の仕事はできるよね?と夫婦で話すようになりました。その時の場所の候補は、北海道の都会ではない景色の良いところ、もしくは南阿蘇でした。 そうして洞爺湖畔に居場所を見つけ、その2年後、周りの山々が見渡せるこの場所が気に入り購入しました。」 それから、足掛け4年の開墾の日々が始まったのでした。 店舗は、コンテナ7つを繋げて造られています。 大きな窓の店内はオーナー自らがデザインされたもので、お気に入りの調度品は、山を楽しむためのレイアウトになっています。 「ところでメニューを見せていただけますか?」 とお願いし、見せていただいたのがこちら。なんと、絵本でした。可愛い〜♡ ↑画像はありませんが、珈琲おいしくチーズケーキが絶品です! ↑次回はこちらを食べてみたい! ↑生パスタも美味しそう〜♡ そういえば、入り口にも店内にも絵本が飾られていました。 てっきり、いずみさんのご趣味かと思いきや…。 なんと、「僕のアイディアです」と。 この時のオーナーはちょっとハニかんだ笑顔でした。 ↑思い切り照れたお顔で振り返ってくださったショット ところで、“ モントーヤ “ の “モン“ とは、フランス語で “私の”という意味だそうです。 つまり” 私の洞爺”。 それでも湖畔ではなく、300度にわたり遠くに山を望めるここを選んだのは、「ここで珈琲が飲みたかったから」。 ここがオーナーにとっての「私の洞爺」なのですね。 「洞爺湖も有珠山もいい。でも、ここから眺める羊蹄山も洞爺湖町のランドマークであって欲しいのです。阻害するものが何もない畑のど真ん中で、この景色を楽しみに来ていただきたいです。」 ↑キャンプサイトご利用の場合は店舗の玄関フード内のトイレが共用利用できます 今後は、プライベートキャンプサイトも整備して行くそうです。 ただし、利用できるのはオーナーの友達か、友達の紹介限定だそうです。 優しく尖った カフェ&キャンプサイト“ モントーヤ “。 広大な土地にポツンとコンテナは目立ちますが、素敵な隠れ家を見つけました。 ―モントーヤ情報―虻田郡洞爺湖町成香19営業日時はInstagramまたはHPをご確認ください。Instagramhttps://instagram.com/montoya_108?igshid=YmMyMTA2M2Y=HPhttp://montoya.jp/*イベントのご利用も可能です。HPのお問合せフォームよりご相談ください。
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