
心の伊達市民 第一号
【外国人の刺青】
私の年代だと「肌に墨を入れる」のを「刺青」と言う。
しかし最近は「タトゥ」と洒落た言葉で言い、ファッションとなっている。
特に町に溢れる外国人観光客には、タトゥを入れた男女が多い。
私は欧米での「タトゥと教養」の関係に興味があり、ネットで調べてみた。
すると「上流階級で刺青をしている人はいない。軍隊でも実践経験者は入れるが、士官学校卒業のエリートは入れない」と分かった。「やはりなー」と、私は納得したのであった。
【若者のファッション感覚】
エスカレーターに乗ったら、私の前に若者の男性がいた。
彼は妙な帽子を被っていた・・・と思った。
よく見たら、黒い髪が下の方で茶色に変っていたのである。
まるで茶髪男が、黒い帽子を被っているようだった。
最近は自己主張の強い若者が増えて来て、驚くようなファッションを目にする。
自由過ぎる日本の将来を、私は心配している。
【東京物流ビズ】
東京駅丸の内側のKITTEで、東京都と宅配業者がイベントを開いた。
タイトルは「減らそう!再配達」である。
確かに宅急便の「再配達の率は大きい」と、聞いたことがある。
時間指定しても、その時間に留守をする不届き者もいるそうだ。
再配達は追加料金を取るべきだと、私は思う。
ヤマト便の女性に「アンケートをお願いします」と言われて、それに応じた。
いくつかの問いの中にあった「置き配は盗難が心配」に〇を付けたら、記念にミニハンカチをくれた。
【高齢者の運転ミス】
毎日のように「高齢者の運転ミス」が報じられている。
高速道路の逆走、ブレーキとアクセルの踏み違い、うっかりなどが多いが、たまには運転中の病死まである。私は61歳で免許返納をしたので、80歳を越えて運転している人の考えが分からない。
「バスが滅多に来ないから」などを運転の理由にしているが、どうせ暇人なのだから、バスの時刻表に自分を合わせればいいのだ。私は運転を止めてしばらくは大変だったが、慣れてしまうと加害者にならない安心感が好きになった。
いよいよベトナムのホーチミン市から、お世話になったN先生の息子(Phongさん)が日本旅行に来る。東京で4泊して、その後は京都と大阪に行くらしい。彼は母親が日本語教師なのに、全く日本のことを知らない。彼は『羽田空港に深夜の1時に到着するので、その後に外国人でも分かる場所で待ち合わせをしたい』とメールを送って来た。
私は「若者は冒険をした方が良い」と考えているので、空港から自宅までの交通機関の利用を詳しく書いて送った。更に交通機関の利用方法と運賃も知らせた。おまけに東京駅から都バスに乗った時の光景は、私の撮影したYOUTUBEのサイトで送った。果たして我が家まで来られるか?
【オーバーツーリズム】
久し振りに用事があり、お台場に行った。
勝どき駅前から「東京ビッグサイト」行きに乗るのだが、時間によっては外国人観光客で満員で乗れない。彼らは「新豊洲駅前」で、ほとんど降りてしまう。みんなの目的は「チームラボ・プラネット」である。来日外国人の10人に1人が行くという、人気の場所だ。
私はそのまま乗って「かえつ学園西」で降りて、バスを乗り換える。
バスは「東京テレポート駅前」行きだが、このバスも観光客で大混雑だ。でもみんな「お台場駅前」で降りてしまう。以前は座って行けたのに、今は乗れない時さえある。困ったものだ。
【知り合いかも】
マンションのデジカメクラブのメンバーと「facebook」で、情報交換をしている。
すると次から次へと「知り合いかも?」と、顔写真付きの紹介がある。
facebookが私の知り合いから、その知り合いの知り合いと、次々と輪を広げて行くのである。最初の頃は日本人だけだったが、次々と「お友達では?」と外国人が表示される。
それを毎回、削除しているが、中には驚くような写真で自分を紹介している人がいる。凄い写真を載せて、「ロマンス詐欺」とか「投資詐欺」を誘っているのかもしれない。あの「大谷翔平」が出て来たのには驚いた。本物か?
(おまけの話)
日野市豊田に住む同級生のYさんが、「インバウンド丼」の話を送って来た。
それは『築地にあふれるインバウンド客。先日、そんな外国人旅行者をかき分けながら歩いていたら、お茶碗みたいな海鮮丼が3000円とかで販売されていた。インバウン丼ってマジであるんだ……。
そこでふとこう思った。「インバウンド客は豊田(とよだ)に行った方が良いのではないか」と──』。そこで私はYさんにいつものように、『それでは豊田のインバウン丼を取材してくれ』と頼んだのである。
気のいいYさんはすぐに行って、レポートを送ってくれた。
『多摩地区で過ぎたるものは「イオンスーパー多摩平の森」である。近隣の立川、八王子にも負けないお洒落なショッピングモールを併設して』
『財布に優しいフードコートが沢山の専門店に囲まれている。お昼時には年金生活者の憩いの場所となり、おしゃべりを楽しむ老人ホーム化して賑やかさを増している』。
『そのフードコートとスーパーの間にあるのが、「まぐろ一番本舗」である。そこには「築地場外市場のマグロ丼より美味しい」と言われている「新鮮まぐろ大漁盛り丼」が864円で売られている。「たかが切り落とし」と侮るなかれ!店主は「これは市場に入荷するマグロのプロが、仲買人の目利きで先買いしているマグロから出た補材部を仕入れて使っている。だから高級な寿司屋で使うマグロと同じ味質』
『ランチで味見したが、盛沢山のマグロと切り落としが美味であった』と報告があった。確かに安いが、それだけでは外国人観光客は「豊田」には行かない。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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10/15(金) アートで楽しむまち歩き!ムロランアートプロジェクト2021
旧市街地のレトロな街並みで知られる室蘭駅周辺で、アートとまち歩きを楽しむイベントが10月9日から始まりました。 ムロランアートプロジェクト(MAP)。 室蘭の歴史的建造物が期間限定のアートギャラリーに大変身!10月31日まで土日限定で観覧できます。 初日の10月9日(土)に遊びに行ってきました。 まずは本部のある旧室蘭駅舎へ。公式パンフレットが配布されています。 この黄色いパンフレットがまち歩き「MAP」として、道案内をしてくれます。 さっそくまち歩きスタート! 旧室蘭駅舎には室蘭出身のアーティスト・中村岳さんのインスタレーションが展示されています。 初日のこの日、公開製作が行われていました。完成まであと少しというところの製作風景です。 明治45年に建造された旧駅舎の構内に、巨大な立体作品が次第に姿を現してきました。 鮮やかな赤茶色が室蘭の工場風景や鉄を彷彿とさせます。ドームのような不思議な形。設計図はなく、インスピレーションで形を作っていくのだそうです。 国内各地で活躍する中村さんですが、出身地の室蘭では今回が初の本格的な製作・展示となります。完成したインスタレーション、ぜひ生でご覧になってみてください。 続いて、千穐萬歳堂(せんしゅうばんぜいどう)へ。 大正14年に建てられた歴史ある倉庫です。入り口から佇まいというか、存在感に圧倒されました。こういう建物が保存されていることもすごいことだなあ、と思います。 中は改修され、ギャラリーとなっています。 1階は室蘭工業大学山田研究室のプロジェクト、2階は川上りえさんの造形作品が展示されています。木骨石造ということで、石の壁と木の骨組みが独特の雰囲気を醸し出していました。建物とアートのコラボレーション!美術館での展示とは全く違う味わいがありますね。 坂をのぼって次の会場へ。 景色を眺めながら気持ちよいまち歩き!会場間が遠すぎず近すぎず、程よい距離でコースが組まれており、お子さんから高齢の方まで、歩きやすいのがポイントです。 旧丸越山口紙店。こちらも大正時代の建造物です。レンガの壁からロマンの香りが漂ってくるよう!ゆっくり眺められるのは徒歩ならではですね。 古い調度品に溶け込むようにして、岩崎麗奈さんの写真作品が展示されていました。作品と建物、どちらも見応えがあります。普段は入ることができない建物だけに内部を見られる貴重な機会でもあります。 途中にカフェや飲食店が多くあるので、ランチやお茶を楽しむのもおすすめです。昔ながらの甘味処として親しまれる「すずや」に立ち寄りました。若者からマダムまで、幅広い年齢層の女性客が甘いものを楽しんでいました。 MAPにもおすすめリストが載っています。 室蘭プリンスホテルでは、10月8日〜10日の3日間限定でMAP連動企画として「中央町懐古展」が開催されました。来場者はホテルのクラシックな雰囲気の中、昔の写真や映像を楽しんできました。 さて、最後は中央町たのしま横丁(大辻医院跡地)へ。 初日のこの日、オープニングイベントとして大黒淳一さんによる音楽ワークショップが開催されました。街の音を録音して、音楽をつくる一日限りのスペシャル企画。地域の子ども達で賑わっていました。 音楽作りの様子。公式Facebookをご覧ください↓↓ ムロランアートプロジェクトは「室蘭の未来地図をつくる」をコンセプトに3カ年開催を予定しています。 プロジェクト代表の荒井純一さんは 「繁華街だった室蘭駅周辺をコンパクトに歩けるルートを制作しました。室蘭は普段気づかないポテンシャルがたくさんある街だと思います。アートや街歩きを通してそれを発見してもらえたらと思います。」 と話していました。 建物、まち歩き、アートと、いろんな切り口からいろんな楽しみ方ができるところが面白いな、と思いました。古い建物と現代アートがお互いに美しさを引き立てあって、新しい街の魅力が生まれ出てくるような、そんなワクワクする気持ちになりました。 芸術の秋、ご家族やお友達と出かけてみませんか。 各会場では入り口で消毒、検温、記名を行い、感染対策に配慮されています。 Muroran Art Project2021 2021年10月9日〜10月31日 土日のみ開催 12:00〜18:00 入場無料 ※MAPは旧室蘭駅舎で配布されるほか、公式HP(https://muroranart.wixsite.com/website)からダウンロードできます。 主 催 / Muroran Art Project 協 力 / 大町商店会、室蘭工業大学山田研究室、蘭歴建見会 後 援 / 室蘭市、室蘭商工会議所、室蘭観光協会、北海道新聞室蘭支社室蘭民報社、FMびゅー 助 成 /北海道開発協会助成事業 会 場・展示アーティスト :旧室蘭駅舎(MAP本部)中村 岳 | 千穐萬歳堂(海岸町3-2-6) 川上りえ 室蘭工業大学 山田研究室 |旧丸越山口紙店(海岸町2-5-8) 岩崎 麗奈 | 中央町たのしま横丁(中央町1-2-7):大黒 淳一 (10.9日のみ) 詳細・最新情報はこちらからどうぞ ムロランアートプロジェクト muroranart.wixsite.com/website Facebook
むしゃなび編集部
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Shinji