心の伊達市民 第一号

小さな旅・・・日本橋&六本木

【日本橋】
たまに日本橋に行くことがある。地下鉄銀座線で、銀座駅から2つ目である。
家から直接行く時は、東京BRTで新橋に出て、都営浅草線で「日本橋」で降りる。
その時は日本橋駅は昭和通りの近くにあるので、日本橋の「橋」までは少し歩くことになる。でも健康のためと、電車賃が掛からないので、このコースで行く。

駅から10分くらい歩いて日本橋の上に出ると、いつものように橋の上では托鉢僧がいた。暑くても寒くても、彼はいつでもここにいる。ご苦労様である。
どんな人か話してみたいが、答えてくれるかどうか分からず話せない。


いつもの場所にいる托鉢僧(日本橋)



橋を渡ると、左手に「日本国道路元標」がある。
「元標」の読み方が分からず調べてみたら、予想に反して「げんぴょう」だった。
ここを起点としている道路には、次のものがある。
国道1号線(旧東海道)、日光街道、水戸街道、千葉街道、中山道、甲州街道がある。
日本の物流の大動脈が、ここからスタートする。

橋の右側には魚河岸発祥の碑があり、ここが東京を代表する魚河岸だった。
しかし関東大震災で壊滅的な被害を受けて、築地へ移転したという歴史がある。


 橋を渡ると「道路元標・ゼロ地点」がある。



【三越デパート】
日本橋に行った時に、三越デパート入口のライオンを見た。
こちらは銀座三越と違い、かなり落ち着いた雰囲気である。外国人観光客も、ほとんど目につかない。彼らにしてみれば、他に見るべきところも無いし、交通も不便なのかもしれない。

私は「三越とライオンはどういう関係か?」が不思議で、ネットで調べてみた。
すると意外なことが分かった。それは『この像は誕生したのは1914年で、ロンドンのトラファルガー広場にある獅子像がモデルで、当時の支配人で息子に「雷音」(らいおん)と名付けるほどライオン好きだった日比翁助のアイディアで設置された』と分かった。
当時の社長も反対しなかったんだなー。


 

三越本店のライオン像



館内の中央に行くと、時々、色々なイベントを開催している。
この日は化粧品会社がなにかやっていたが、私には関係ないのでただ邪魔だった。
その時、ちょうど12時になったらしく、上の方からパイプオルガンの音が流れて来た。
私はすぐに弾き手の分かる場所に移動して、中央階段の上を下から見上げた。

パイプオルガンの音が私は好きで、毎月最終金曜日に築地本願寺で行われる「ランチタイム・コンサート」にも行っている。
数寄屋橋交差点近くの古い教会「銀座協会」のミサの日にも、聞きに行ったことがある。穏やかな切れ目の無い音が、なんとも気持ちを癒してくれるのである。


 パイプオルガンの演奏  



【六本木ヒルズ】
六本木の「富士フィルムフォトサロン」でギャラリートークがあると知り、勉強のために出掛けて行った。いつも午前10時過ぎには家を出てしまうので、まだ時間が早過ぎるので先ずは六本木ヒルズに行った。

久しぶりに行ったら途中で工事中の場所があり、防護壁一面に派手な絵が描かれていた。
それを歩きながら動画に撮ったが、工事の説明看板には「麻布消防署新庁舎」と書いてあった。ずいぶんと派手な絵だが、六本木になるとお堅い消防署もお洒落になる。



六本木ヒルズに入ってみたが、なにも変わりは無い。この時代に変化が無いことが不思議だった。昼近くになったので中華料理店の「梅園」に入って、焼きそばを食べることにした。席に案内されたが、メニューが置いていない。店員がテーブルの上の小さな札を指さした。そこには「MOBILE ORDER ご注文はこちらからお願いします」と書いてあり、QRコードが示されていた。

お客のスマホを使わせてメニューも置かないのは、店だけが利益を得るようで嫌なものだ。しかも店員が4人もいて、暇そうにしている。以前は並ぶほどお客が入っていたことを知っている私は、このやり方はこの店の場合は失敗だったのではないかと感じた。


六本木ヒルズのランドマークの巨大蜘蛛「ママン」



【ミッドタウン六本木】
ランチを済ませてから、ブラブラと歩いて[ミッドタウン六本木」に向かった。
交差点角のケーキ屋の「アマンド」が改装されて奇麗になっていた。
午後1時からのギャラリートークにはまだ時間があるので、館内に入ってウロウロした。

奥まで行ってドアを開けて上から芝生広場を見たが、特にイベントはやっていなかった。暑いので中に戻りベンチに腰掛けて、歩く人たちの見ていた。女性はお洒落な人が多いと感じた。



時間になったので、1階の外から入る「富士フィルムフォトサロン」に行った。
既に写真好きの人達が、30人ほど集まっていた。
今回は「全日本フォトフェスティバル2024」の優秀作品に付いて、審査員が講評するイベントだった。

会場は狭くて後方では見えないので、私は仕方なく一番前で床に腰を下ろした。
優秀写真はみんな人物が主役になっている。私は人物写真は個人情報で問題が起きるケースがあるので、極力撮影しないようにしている。そんなこともあり、解説された話も私にはあまり参考にならなかった。


優秀写真の展示「富士フィルムフォトサロン」

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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