
心の伊達市民 第一号
【ブログ作成の舞台裏】
1月9日に準備中のブログを「下書きファイル」に入れたつもりが、間違えて公開してしまった。友人のYさんの指摘で分かったのだが、慌てて削除した。
そこで今回は私の「ブログ作成の舞台裏」を紹介したいと思う。
毎日の投稿の為には、事前に色々と準備をしておかないと続けることは難しい。
その日のブログが1つの話題の時は写真が10枚必要だが、その時に撮った20枚くらいから選べばよい。「小さな発見」などの話題が6~7にもなると、別々の日の取材だから少しずつ記事を書いて下書きに入れている。
そして出来上がったら投稿するが、かなり時期がずれる場合もあるのは仕方ない。
今回の下書きの投稿問題は、「アクセルとブレーキを踏み間違えた」ことに相当する。
高齢者は車の運転は止めよう!
【越中島のクジラ】
マンション前から都バスに乗って門前仲町に行く時に、中央区と江東区の境の「相生橋」を渡る。橋を渡った左側は「越中島公園」で、右側は「東京海洋大学」である。
海洋大学には大きな帆船「明治丸」が陸上に展示してある。
越中島公園に入って行くと、右側の壁に巨大なクジラの壁画がある。なぜクジラなのか調べてみたが、ついに分からなかった。このクジラを動画に撮ろうとするとカニ歩きになってしまい、画像がブレブレになってしまった。
【赤坂サカス】
新聞で「赤坂サカス」で、高崎の物産展「開運 たかさき食堂」を開催中と知った。
特に面白いとは思わなかったが、暇なので行ってみた。
しかし「赤坂サカス」という名前は変なので、行く前に調べてみたら次のようなことが分かった。
『新たな文化発信地と歴史ある伝統文化が息づく街、赤坂が融合して、新しい赤坂文化の花を咲かせます。都心にあって和を感じさせる街のイメージを込めた、赤坂「さかす」という日本語の名前。三分坂、薬研坂、丹後坂、氷川坂・・・赤坂にたくさんある坂=「坂s」=「サカス」と名付けました』。
最近はこのような変な理屈で名付けることが多いようだが、私は気に入らない。
地下鉄「千代田線」の「赤坂駅」を出て、階段を上ると「赤坂サカス」の広場に出る。
久し振りに来たので大規模に再開発がされていて、方向感覚も怪しくなっている。
その広場で「開運 たかさき食堂」が開催されていた。
「高崎で有名なものはなにか?」と考えても、あまり思い当たらない。
私は「高崎観音」、「達磨寺」、駅弁の「だるま弁当」くらいしか思い出せない。
広場に出ているキッチンカーは「焼きまんじゅう」、「パスタ」、「ホルモン」、「フルーツ」だったが、私は知らない。
1000円以上の買い物で、小さな達磨がもらえるらしいが、それも欲しくなかった。
面白くなかったので帰ろうとしたら、そこら中が「ハリーポッター」になっていた。
私はハリーポッターの名前は知っていたが、それ以上は知らない。
ここは以前からTBSテレビがある場所で、「TBS ACTシアター」もあり、「ハリーポッターと呪いの子」の公演を行っていた。
今までに100万人も公演を見たようで、料金を調べたら最低が7000円で、最高が2万2000円とかなり高い。飲食街がある建物に入ってみたが、値段が高いので驚いた。
滅多に来ない場所なので、赤坂の街を歩いてみた。ここは夜にならないと始まらない店ばかりで、高級料亭、料理屋などが軒を連ねている。
業者が忙しそうに飲食店に食材を届けているだけが、この街の動きだった。
(おまけの話)【巨大な豚と牛】
赤坂はあまり納得しなかったが、帰ることにしてまた「赤坂駅」から千代田線に乗った。
電車から降りて来た1人のサラリーマンがいた。ドアが閉まりそうになったら、慌てて戻って来た。そして私から少し離れた席に行き、前の人に何か言っていた。すると3人ほどが立ち上がって座席を確認してまた座った。
サラリーマンは「すみませんでした」と言って、私の横に立った。そして背負っていたリュックの中を確認していた。するとスマホを手に取り、先ほどの席に行って「もうしわけありませんでした」と、謝っていた。彼は座席にスマホを置き忘れたと、勘違いしたようだった。
私は日比谷駅で降りるので、「ミッドタウン日比谷」の方向の出口から出た。
そこでは「食と生きる」というイベントをやっていた。
B2の広い場所にパネルや写真が飾られていて、そこには『広い四季があり、旬食材の調理や保存技術が発達し、豊かな食文化が育まれてきた日本。世界からも注目される日本の食文化は今、地球環境の変化や文化・技術の継承など様々な課題に直面しており、それらを乗り越えるイノベーションへの期待が高まっています・・・』
『本イベントは、日本の風土や歴史が育んだ食文化や、今直面している課題について学び、企業や個人の未来へ向けた取り組みを知ることで、社会課題を解決するきっかけづくりを目指します。「食の社会課題について考える」をテーマにしたシンポジウム、エキシビション、ワークショップを開催。また、東京ミッドタウン日比谷館内レストランによるコラボレーションメニューも提供します』と書いてあった。
これも面白くないので、エスカレーターで1階に上がった。そこでは驚いた!
巨大な藁で作った豚が飾ってあった。床にも藁が敷き詰められていて、藁のイスで寛げるようになっていた。
豚で驚いて外へ出て、また驚いた。そこには今度は巨大な「牛」がいた。豚よりもっと大きい。これを作ったのは高崎在住の1997年生まれの、大地芸術家の「松本 勇馬」である。彼の主張は「日本伝統の藁の有効利用文化をアートの文脈で継承する作業は住民との協労で行うことで、地域コミュニティの新たな提案を目指している」とあった。
この作品を見た時は驚いたし、意表を突かれた感じがした。
とかくアーチストは凡人には理解不能の主張をしたり作品を発表するが、私は年のせいか、こういう分かり易い作品が好きである。
「赤坂サカス」が目的の日だったが、最後に思いがけず「心を癒される」ものに出会えた日だった。
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。
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01/23(木) 伊達に「藍染めワンダーランド」を創る![ aizome-「I」/ 伊達 ]
伊達市で藍染めの魅力を伝えている”aizome-「I」"さん。むしゃなびでは一昨年に特集していました。 2023年6月の記事はこちら▼ 『染まらないために染める』パンチラインな大和魂 〜異端児染師Aizome『I』 ご縁があり「ここだ!」という場所を見つけ工房とし、その場所でのイベントも始めていた頃でした。そこからストーリーは進み、今年、熱い想いでクラウドファウンディングをスタートさせました。 クラファンページはこちら!3/31まで!▼ 『藍染め工房と宿泊施設で地元と人々が繋がる「藍染めワンダーランド」を創ります!』 『 藍染め 』という伝統文化を次世代に繋ぐ、更には地域の活性化、人と人が結びつく新たな場の創出を目指す、aizome-「I」の金子夫妻。地元のみんなで応援してみませんか? 藍染工房の立ち上げ、さらに宿泊施設をプラスし『藍染めワンダーランド』を創りたいとの想いで挑戦。リターン品には藍染体験(オススメ!)や藍染めで仕上げたアクセサリーやTシャツ、ストール、靴下やストラップなども。ふたりの想いが伝わってくるクラファンページをぜひ一度ご覧ください。 伊達で生まれ育ったふたりの、ふるさとへの想い 「地元の人たちと繋がりを深められる場所にしたい」 「伊達市の特産品である藍を広め、観光客やインバウンドの人たちに『目的地』として訪れてもらうことで、伊達全体の活性化にも繋げたい」 お二人の言葉の節々に伊達市への愛を感じます。お二人は伊達市で生まれ育ち、今その地元で子育てをしています。地元を愛し、盛り上げたいという気持ちは既に周囲にもしっかりと伝わっていて、イベント時には多くの地元の人々が運営に携わっています。 「イベントなどを通じて人と人がつながり、交わることで、ここが藍染めの液のようにいい形で発酵し、美しい「華」を咲かせられたらとも願っています」 奥が深い”藍染め”という技術 ・そもそも、なぜ藍染め? ・藍が伊達市の特産品なのは知っているけど、 藍染めのことはよく知らない……。 ・草木染めのことでしょ? と思われる方も多いと思います。ここで藍染めについて少しだけご紹介します。 まずご紹介したいのは、藍の国内生産量について。第1位は徳島県、第2位が北海道です。そしてなんとその藍は全て伊達産!そして伊達では一件の農家のみが藍を栽培しています。つまり伊達市の農家・篠原一寿さんが、全国2位の生産量を栽培しているのです。 次に”藍”という植物について。藍は大昔から様々な用途に使われてきました。生葉を絞ったものはやけどや口内炎などに効果があり、葉を煎じたものは解熱や解毒に効果があると言われています。高い抗酸化作用や抗菌作用があることも分かっています。藍染めで染めた布は防臭効果、防虫効果、UVカット、保温保湿、燃えにくい(難燃性)といった特徴があり、昔から山や畑仕事の作業着に重宝されていたそうです。 特に奥が深いと感じさせるのは、染め方です。藍は水溶性では無いため、他の草木染めとは全く異なる染め方を要します。まず、藍の原料を作るためには藍の葉を摘み取り、乾燥させ、1週間に一度水打ちと切り返しを行います。これを100日間ほどかけると、藍の葉は発酵し、藍の原料「すくも」が出来上がります。 このすくもは水には溶けないので(不溶性)、広葉樹(カシ、ナラ等)の木を燃やし、灰にします。その灰を熱湯に入れ良く攪拌し、一晩寝かせて出来た灰汁に入れる事で、すくもにふくまれた有機物や微生物が徐々に溶け出し、発酵して液が出来上がります。染め液にするまでには、およそ1週間から2週間ほどかかります。 さらに染め液はとても繊細で、そのときの温度や環境、そこにいる人のエネルギーによっても染まり方が変わると言います。 「だからこそ奥が深く、おもしろいと思います。また、藍染めは、綿やシルク、麻などの天然素材との相性がいいのも特徴です」 クラファンには藍染め体験のリターンもあります。ぜひご自身の手で染めて、藍を体感してみては。日本の伝統工芸でもある藍染めを、自身で体験できるところは全国でも限られています。多くの体験者が、藍染めの奥深さと色の美しさに魅了されています。 藍染め液の中のような『温かい場所』を目指して 総面積が2500坪もある工房敷地。前の持ち主の方が手入れしていた庭が1200坪。景色を遮る高い建物が周りになく、空が広くて近くて、緑と季節の花に囲まれていて、気持ちがリフレッシュするような場所です。 「この場所を生かしてマルシェや子どもまつり、音楽フェスなどを開催。藍染めに興味がない人、藍染めを知らない人にも、イベントに参加してもらうことで藍染めについて知ってもらえたらと思って開催してきました」 今まで開催されてきたイベントには多くの人が訪れ、この場所の素晴らしさを知り、そして人と人が出会い・繋がっていきました。このクラファンを通してより多くの人々の想いが加わることで、さらに”温かい場所”となるでしょう。伊達市を盛り上げるスポットになること間違いなし。応援したい!と思われた方は、こちらから▼3/31まで!▼ 『藍染め工房と宿泊施設で地元と人々が繋がる「藍染めワンダーランド」を創ります!』 とにかく明るく、前向きでエネルギッシュで、藍と愛に溢れる金子夫妻。二人を応援したらご利益がありそうな雰囲気です。正式にオープンしたら、二人(+いっつもニコニコ愛娘みねちゃんの三人)に会いに、ぜひ工房を訪れてみてくださいね。 ※こちらの記事は一部クラファンページより引用・参照して作成しています。 (クラファンページ ライター:徳積ナマコ 様 / 一部写真借用) ____________________________________________________________ aizome-「I」 北海道伊達市で夫婦で活動する藍染め作家 地元で育つ天然藍で染めています。 1/15よりクラウドファンディングに挑戦。
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