「凝りても、まだ懲りずに」という人がいる一方で、すぐに懲りる人もいる。
私は学習効果能力が無く、「まだ懲りずに」の方だと思う。
雑誌かなにかでグルメの話を読んだ時に、三田の中華料理店「韓」を取り上げていた。
その店は値段も安く、その味をベタ褒めだった。



隣り合っている中華料理店(初めての者には一体化して見える)

そうなるといつもの好奇心から、「先ずは行ってみよう」となる。
三田は少し遠いが、日比谷から地下鉄の三田線に乗れば家から45分くらいだ。
家を出る前に、店の場所を調べてスマホに登録しておいた。
そして三田駅を出て、買ってから初めてスマホの「ナビ」を使って店まで行った。



店の屋根の下に書かれた店名は見落としてしまう。

ところが目的地に到着したのに、目当ての店が無い。
そこには派手な看板の中華料理店はあるが、店の名前が違う。
私が以前に乗っていた車のナビは、目的地から50メートルくらいの範囲に案内した。
その記憶があるので、スマホのナビも似たようなものだろうと考えたのが間違いだった。



ランチに食べた「油淋鶏定食」

近所をウロウロしたが、見付からない。
最後はスマホは諦めて、調べておいた番地で店を探したらその派手な中華料理店の場所だった。
そして店も見付けた。なぜ分かったかというと、店の前に5人も並んでいたからだ。


目的の店は派手な中華料理店の隣で、店名がドアの上に「Kan's Deli & Cafe」と小さく書いてあった。
中華料理店の名前が「Deli & Cafe」では分からない。



慶応義塾大学の隣にあった和菓子屋の最中「学問のすゝめ」

隣の中華屋が派手なので、そこに一緒に溶け込んでしまっていて、初めて行った者は気が付かない。
でも注意力散漫の私だけかもしれないが・・・。

少し待って店の中に案内された。入った場所にある自動販売機で食券を買う。
店内はカウンターだけの10席で、小さな店である。ランチはほとんどが、税込み900円である。



「コロナ禍に負けない未来に向かって」(三田商店街)

メニューの中に私の希望する料理が無く、仕方なく「油淋鶏定食」を注文する。
水を飲もうとコップを持ったら、ガラスになにか料理のカスのようなものが付着していた。
文句を言って代えてもらうのが本当なのだろうが、狭い店なので他のお客に知れてしまう。
それも気の毒と思い、水は飲まないで済ますことにした。

ランチには小さな器でスープと焼売が1つ付いて来るように、写真には載っていた。



駐車場のバスの運転席の窓に映った東京タワー。

他のお客には付いていた。ところが私にはいつまで待っても、焼売が出て来ない。
店の者に言えば良いのだが、忙しそうにしているし、私もあまり食べたくなかったので催促もしなかった。店には悪いが、私には「ハズレ」の店だった。

今までに雑誌やテレビで褒めている店に行って、「当り」は殆ど無かった。
それでも私はこれからも、「まだ懲りずに」新しい店を探しに行くのだろう。



修学旅行の生徒が通る。

(おまけの話)
帰りは天気も良いし気持ちの良い気候なので、歩いて大門まで行くことにした。
店を出て広い通りに出ると、目の前に慶応義塾大学三田校舎が目に入る。
道路の先の方には、東京タワーが見える。
ブラブラと歩きながら、店を覗きながら先に進む。



芝公園は自然が豊富だ(東京タワーの隣とは思えない)

東京タワーはいつも我が家の窓から見ているので、今回は近くに行って見ることにした。
坂を上り駐車場に入ると、中型トラックが4台も並んで作業をしているのが見えた。

近寄ってみたら、トラックの側面に「飲食店の引越しなら」と大書きされていた。
「引っ越し」と書いているが、「閉店」、「倒産」の店から厨房器具を運び出す会社のようだった。
東京タワーも、館内の飲食店がコロナで閉鎖するのだろう。



芝増上寺は改修工事中だった(チタン瓦の奉納をお願いしていた)

裏口から入ったところにあった私の贔屓のカフェが無くなっていて、その後にローソンが入っていた。
表に廻ると、チケット売り場はガラ空きだった。
コロナ前は、いつも行列が出来ていたんだが・・・。

その時、修学旅行の高校生らしき一団が、私の目の前を通り過ぎて行った。

少しずつだが「Go to travel ]で、修学旅行も復活して来たのかもしれない。
この調子で日本が元気になって欲しいと願う。



大門の「スターバックス」で休み、「抹茶クリーム・フラペチーノ」を飲む。


伊達季節移住のススメ 心の伊達市民 第一号

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北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。

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