SAKURA HUNTER(5)・・・靖国神社・千鳥ヶ淵・日比谷公園・他
【靖国神社→千鳥ヶ淵→国立劇場前→日比谷公園】(4月7日) 3月28日に「皇居乾通り通り抜け」に行った時に、千鳥ヶ淵にも行った。 その時はまだ開花宣言が出ておらず、桜も咲いていなかった。 今年はアチコチに桜の撮影に行くので、今年は千鳥ヶ淵はパスしようと思っていた。 ところがテレビニュースで千鳥ヶ淵の様子を見せられると、決心が揺らぎ、結局は行くことになった。7日は最高気温が22度と知らせていたが、体感気温では25度はありそうだった。 【靖国神社】 先ず最初は靖国神社に行った。 ここにある開花宣言のための「標準木」の、花の咲き具合を見ようと思った。 標準木の近くに行ったら、大勢の人が集まって写真を撮っていた。 コロナ前は開花宣言の出る日でも、数人しか来ていなかったことを思うと隔世の感がある。欧米人がとても大勢来ている。桜を見るだけで、特に靖国神社の歴史も知らないのだろう。 【千鳥ヶ淵】 靖国神社を出て、靖国通りを渡れば千鳥ヶ淵である。 千鳥ヶ淵緑道に行ったら、大変な混雑だった。 警備員が何人も出ていて、緑道は中心で区切られていて一方通行となっていた。 しかも警備員が『立ち止まらずに、お進みください』と叫んでいる。 多くの人は写真を撮りたいので無視して立ち止るので、なかなか前に進めない。 人混みの隙間からお濠を見たら、沢山のボートが出ていた。 お濠に垂れ下がった桜の木の下でボートを止めて、ノンビリと写真など撮っている。 一方の私の方はノンビリどころか、人混みで暑いし疲れた。 せっかくここまで来たのだからと、やっと見付けた隙間から写真を撮った。 しかし更に先に進んで驚いた。400~500メートルの列が出来ていた。何ごとかと思ったら、ボートに乗るのを待つ列だった。最後の方の人は、乗るのが夜になりそうだ。 【国立劇場】 千鳥ヶ淵の桜を見ながら、先に進む。 かなり距離はあるが、半蔵門まで歩いて行った。 信号を渡ると、右手に国立劇場がある。現在は建て替えのために休止中である。 国立劇場の入口の桜は見事である。劇場前に行くにはかなり先の信号を渡らなければならないので、今回は主たる目的地ではないので、反対側から写真を撮った。 【日比谷公園】 そのままお濠伝いに先に進み祝田橋の信号を渡り、右手の日比谷公園の祝田門から中に入った。すぐ目の前が彼岸花の咲く小山の三笠山が目に入る。 そこを通り過ぎるとテニスコートがあり、その向こう側に立派なチューリップ畑が作られていた。 現在は公園の中心は大改造中で、2033年まで中に入れない。 中心部にはチューリップ畑があったので、ここへ移設したらしい。 日比谷公園も桜の木は少なく、桜の名所ではない。 チューリップ畑の先に桜並木があるが、本数は少ない。 その木の下で、大勢の人達がシートを敷いてお弁当を食べていた。 この場所は桜よりイチョウが有名で、私は秋にギンナンを拾いに来たこともある。 日比谷公園が大改造を終えてオープンするのは、9年も先である。 私がそれを見られるかどうか? 「神ぞ知る」である。 (おまけの話)【浜離宮恩賜庭園】 浜離宮は日本庭園なので、桜の木は少ない。 大手門から中に入り、右手に進む。 しばらく行くと少し開けた場所に出て、そこに桜並木が見える。 個々の桜が満開になると素晴らしい光景となり、多くの人が写真を撮る。 だから人の入らない写真を撮るのは、開門と同時に入らないと無理である。 その奥が「中の御門」という名のもう1ヵ所の門であるが、あまり使う人はいない。 私の行った時は団体の外国人観光客が来ていて、桜を占有している。 代りばんこに記念撮影をするのは良いのだが、終ってもそこをどかない。 多勢に無勢なので、『そこをどいてくれ!』とも言い難い。 しばらく待っても動かないので、仕方なく桜並木の裏側を撮影した。 潮入の池の方へと進み、「御衣黄」や「うこん」の様子を見に行った。 この2種類の桜は非常に珍しく、緑色の花びらで咲くのである。 まだ全くの蕾であったが、暖かい日が続けばあと10日くらいで咲くのではないかと思った。 また友人のYさんに怒られるが、中央区民は5月6日まで使える無料入場券を渡されているので、御衣黄の咲く時には無料入場券で見に来られそうだ。 出口に向かい菜の花畑で、「桜と菜の花」の写真を撮ってから、家まで歩いて帰った。